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その後も、俺がリビングにいるのはお構い無しで、かーちゃんとその・・・しゅうは楽しそうに料理を続けていて・・・。




自分で言うのもアレだけど、俺は非常によくモテて。
物心がついた頃から、女の子に困ったことはなく、そして男からも人気があって・・・。




なのに、なんでた!?




なんで、この天使は、俺をこんなに無下に扱うんだ!?





そんなに、そんなに、可愛い顔で!!!






そんな考えがずっと頭の中で回り続け・・・
とーちゃんが帰って来た。





俺も妹の夏生もとーちゃんにソックリの顔で、キツイ顔をしているんだが・・・





帰って来たとーちゃんは見たことのないくらいデレッデレの顔でリビングに入ってきて・・・
俺に目もくれずキッチンに向かい・・・




「宗ちゃん、宗ちゃんの好きなアイスあったから買ってきたよ?」




とか、言っていて・・・




「やった!俺このアイス最近ハマってるんだよね。夏生のは?」



「夏生はこっち、氷のやつ。」



「夏生甘いの全然食べないからね。」




夏生の話の時は、少し声が上がり楽しそうに話していて・・・




妹の夏生を思い浮かべる。




俺によく似た夏生は、男みたいな・・・




いや、ほぼ男で。




女か男かで考えたら、それは確実に男の方で。




そんな夏生の友達は・・・





みんな可愛い!!!!





そして、今さらだけど・・・




さっき、「俺」って言ってたよな!?





なんなんだよ、そのギャップは!!!
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