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第六章 《複垢調査官》飛騨亜礼の華麗なる帰還
パレオ・ロス・コンプレックス
しおりを挟む「三文字小説<パレオ>、消えちゃったね」
織田めぐみが淋しそうにつぶやく。
「なんで消えちゃったんだよ。パレオ~~~~~~」
<作家でたまごごはん>のチーフプログラマーのチャラ夫君に至っては男泣きしていた。
「仕方ないよ。<パレオ>は『ヨムカク』の良心だったけど、運営にとっては鬼っこだった。いつかはこうなると思ってたよ」
最近、アルバイトから正社員に昇格したメガネ君は黄昏れていた。
「まあ、運営としては仕方ない処置だったと思うわ。私でもそうしていただろうし」
<作家でたまごごはん>の運営統括チーフの神楽舞はそう結論づけた。
そんなため息まじりの空間にひとりの男の声が響いた。
「みんな、お疲れ様! 差し入れ持ってきたよ」
飛騨亜礼である。
彼にしては珍しく全く空気を読まない登場の仕方である。
「あ、パテスリーエンドレスのケーキだ! はじめまして。飛騨さん、噂は舞さんとメガネ君から聞いてましたが、会えて光栄です。早速、お茶を入れますね」
織田めぐみが『魔法のミルクコーヒー』を淹れてくれるようだ。
彼女の入れるミルクコーヒーは市販のインスタントものを使ってるにも関わらず絶品の味である。ミルクとコーヒーの配合の黄金比率があるらしく、某名古屋の有名喫茶店で学んだらしいのだ。
「そうか、はじめてだったね」
「はじめまして、チーフプログラマーのチャラ夫です。僕も飛騨さんに会えて光栄です」
何かふたりで握手している。
<作家でたまごごはん>は当初、他のメインスタッフが運営していて、神楽舞はあくまで複垢問題や運営のユーザートラブル担当部署にいて、飛騨亜礼がIT企業<カレイドスコープ>から出向という形で協力していた。
ところが、謎のサバゲー軍団の襲撃で運営メインスタッフの多くが負傷入院し、生き残った神楽舞を中心に、飛騨亜礼の所属するIT企業<カレイドスコープ>からスタッフが派遣されて<作家でたまごごはん>の再建が行われた。
その後、神楽舞と飛騨亜礼が謎の失踪を遂げて、坂本マリアとメガネ君、織田めぐみ、チャラ夫君などが派遣されてきて、第二次<作家でたまごごはん>の再建計画が実行されます。
ふたりの謎の失踪の原因は『常世封じ道術士 風守カオル』(作者:風守カオル)に詳しいのだが、それはまた別の話である。
これが<作家でたまごごはん>に投稿された『複垢調査官 飛騨亜礼』(作者:メガネ君)の第一、二章のストーリーである。まあ、現実世界で起こったことも、この小説と大体、一致している。
「飛騨亜礼か? 清明殿から噂は聞いてるが、ちょっと、わしと話でも……」
どじょう髭を生やした時代劇に出てきそうな着物姿の男にメガネ君がタックルをしている。頭はちょん髷だし、結構、本格的な仮装のようだ。
「メガネ! おまらも、何するんだ! 放さんか!」
妖しい着物姿の男はラグビー部出身の屈強な体格のアルバイト軍団5名に取り囲まれて会議室に押し込まれていった。
「今の誰? まるで織田信長みたいだったな」
なかなか勘のいい男である。
「飛騨君、<作家でたまごごはん>に織田信長がいるわけないじゃない! ははははは」
神楽舞が蒼白な表情でしどろもどろになっていた。
「まあ、いいか。そういえば、めぐみさんは織田氏の子孫と聞いたけど」
飛騨は案外、いい加減な性格であった。
「織田は織田でも、織田有楽斎の方です。織田信秀の十一男で信長の十三歳年下の弟で、千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられてます。後に、有楽流茶道を創始した方ですね」
メガネ君が何事もなかったのかのように帰ってきて解説してくれた。
「なるほど、それでめぐみちゃんのお茶は美味しいのか」
いまさら気づいた神楽舞であった。
「そういえば、メガネ君、『複垢調査官 飛騨亜礼』のこれからのストーリー展開どうなるの?」
飛騨は意外なことを訊いてきた。
「え? どういうこと?」
メガネ君がきょとんとした表情で見返してきた。
「ほら、外伝っぽい第四章の未来社会を描いた『僕の彼女はアンドロイド』と第五章の地下迷宮探索と<刀剣ロボットバトルパラダイス>の火星ステージのお話の『複垢狩りゲーム』、それと本編の<ヨムカク>編の第六章『飛騨亜礼の華麗なる帰還』に分かれちゃったじゃない。今後の展開はどうなるのかな?と思って」
「それは飛騨さん次第ですが」
「愚問だったかな。大体、この展開で収拾つくのかな?と思って」
ちょっと気まずい。
「大丈夫ですよ。僕の予想では第四章が短めに終わって第五章に合流して、さらにそれを第六章の本編に合流させればいいのですよ」
メガネ君はこともなげに言い放った。
楽観的な男である。
さすがに織田信長に24時間憑依されていても大丈夫だった男である。
「そんないい加減なことでいいの?」
「とりあえず、4/7までに10万字完成させないと『ヨムカク』のWeb小説コンテストに間に合わないし、仕方ないと思いますよ」
「で、この会話は作者がストーリー展開に行き詰って、文字数稼ぎでやってるとかなの?」
「何いってるんですか、飛騨さん。まさか、そんなことないじゃないですか!」
メガネ君は心外そうに飛騨の疑惑を否定した。
「作者はもうラストまでの構想は見えてると思いますよ。今までだって行き当たりばったりでやってるように見えて、強引に着地点を見つけてきたじゃないですか」
「確かに。でも、これって、オチが見つからないので、探してるように見えなくもないよ」
「そういえば、サブタイトルの<TOKOYO DRIVE>の意味とか、謎だとか、作者は考えてるのかな?」
「そりゃ、もちろん、少しは思いついてると思いますよ」
「少しなんだ」
「心配しすぎですよ。飛騨さん、大体、小説というものは作者の無意識の投影なのだから、オチを決めずに書き始めても、書いてるうちに、どこかにたどり着くものですよ」
「そうかなあ」
飛騨はあくまで疑心暗鬼である。
「すでに2000字超えましたし、今日のところは何とか3000字ぐらいまで持っていきたいところです。飛騨さんも『聖徳太子の|志能備(しのび)』を書いてるくらいだから同じような体験してるはずですよ」
どうも納得いかない顔の飛騨亜礼である。
「お茶、入りましたよ。ちょっと休憩にしませんか?」
いつもかわいい織田めぐみの声が聴こえてきた。
「飛騨さん、お茶にしましょう」
メガネは心配そうな飛騨をソファに座らせた。
丸い白いテーブルに飛騨の差し入れたケーキと織田めぐみの淹れた『奇跡のミルクコーヒー』が置いてあって、各自がそれを囲むように配置されているソファに身体を沈めてリラックスしていた。
「飛騨君、ちょっと私も話を聞かせてらっていたんだけど、『複垢調査官 飛騨亜礼』の良さは第一章の私と飛騨君のかけあい漫才的展開にあったと思うのよ」
神楽舞が話に入ってきた。
「確かに、あれが原点ですよね」
飛騨もこれには納得したようだ。
「それで、第二章はまあ、前半ネタを一話完結でポンポンと投入して、後半から第三章への布石としてストーリー展開を入れていった訳で、それが短編連作の『複垢調査官 飛騨亜礼』のスタイルな訳よね」
「ほう」
飛騨は神楽舞の話に引き込まれていっているようだった。
「舞さん、確かにそれがあの作品のリズムですもんねえ。長い小説、ストーリーを書けなくて一話完結ネタを短編連作で書いていけば10万字も不可能ではないという感じで書き始めたんですよ」
メガネ君も作品を書き始めた時のことを思い出して納得している。
「そろそろ3000文字超えるけど、作者が作品を振り返りながら今までを総括して、今後の展開の構想を練る回もあってもいいと思うの」
神楽舞は何かに取り憑かれたように語り続けている。
「アニメ映画にもなった『戦国機動隊』を作った世界的アニメ監督の落井守氏も作品の中でわざと『中だるみ』を作るらしいですよ。つまり、高く飛ぶためにはタメが必要で、怒涛のクライマックスに至るためには『あえて』『わざと』こういう弛緩したダラダラなお話も必要なんですよ」
ちょっと言い訳じみた弁解である。
「じゃ、そろそろまとめに入りましょうか」
作者はどうやらオチを思いついたようである。
「であるから、わしが織田信長である!」
またもメガネ君がタックルして、ラグビー部出身のアルバイト軍団5名が信長を取り囲んで会議室に押し込んでいった。
「あれ、やっぱり、織田信長じゃないの?」
飛騨亜礼はあくまでクールに訊いた。
「飛騨君、<作家でたまごごはん>に織田信長がいるわけないじゃない! ははははははは」
神楽舞の乾いた笑い声が響いた。
何かセリフが前回と同じなんですけど。
(あとがき)
※オレオ追悼 坂崎文明
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880684306/episodes/1177354054880684544
※第52話 衝撃の三文字小説パレオの謎
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154917720/episodes/1177354054880611114
※<作家でたまごごはん>に織田信長がいる……「第五章 第48話 地下迷宮探索」を参照。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154917720/episodes/4852201425154951769
織田めぐみが淋しそうにつぶやく。
「なんで消えちゃったんだよ。パレオ~~~~~~」
<作家でたまごごはん>のチーフプログラマーのチャラ夫君に至っては男泣きしていた。
「仕方ないよ。<パレオ>は『ヨムカク』の良心だったけど、運営にとっては鬼っこだった。いつかはこうなると思ってたよ」
最近、アルバイトから正社員に昇格したメガネ君は黄昏れていた。
「まあ、運営としては仕方ない処置だったと思うわ。私でもそうしていただろうし」
<作家でたまごごはん>の運営統括チーフの神楽舞はそう結論づけた。
そんなため息まじりの空間にひとりの男の声が響いた。
「みんな、お疲れ様! 差し入れ持ってきたよ」
飛騨亜礼である。
彼にしては珍しく全く空気を読まない登場の仕方である。
「あ、パテスリーエンドレスのケーキだ! はじめまして。飛騨さん、噂は舞さんとメガネ君から聞いてましたが、会えて光栄です。早速、お茶を入れますね」
織田めぐみが『魔法のミルクコーヒー』を淹れてくれるようだ。
彼女の入れるミルクコーヒーは市販のインスタントものを使ってるにも関わらず絶品の味である。ミルクとコーヒーの配合の黄金比率があるらしく、某名古屋の有名喫茶店で学んだらしいのだ。
「そうか、はじめてだったね」
「はじめまして、チーフプログラマーのチャラ夫です。僕も飛騨さんに会えて光栄です」
何かふたりで握手している。
<作家でたまごごはん>は当初、他のメインスタッフが運営していて、神楽舞はあくまで複垢問題や運営のユーザートラブル担当部署にいて、飛騨亜礼がIT企業<カレイドスコープ>から出向という形で協力していた。
ところが、謎のサバゲー軍団の襲撃で運営メインスタッフの多くが負傷入院し、生き残った神楽舞を中心に、飛騨亜礼の所属するIT企業<カレイドスコープ>からスタッフが派遣されて<作家でたまごごはん>の再建が行われた。
その後、神楽舞と飛騨亜礼が謎の失踪を遂げて、坂本マリアとメガネ君、織田めぐみ、チャラ夫君などが派遣されてきて、第二次<作家でたまごごはん>の再建計画が実行されます。
ふたりの謎の失踪の原因は『常世封じ道術士 風守カオル』(作者:風守カオル)に詳しいのだが、それはまた別の話である。
これが<作家でたまごごはん>に投稿された『複垢調査官 飛騨亜礼』(作者:メガネ君)の第一、二章のストーリーである。まあ、現実世界で起こったことも、この小説と大体、一致している。
「飛騨亜礼か? 清明殿から噂は聞いてるが、ちょっと、わしと話でも……」
どじょう髭を生やした時代劇に出てきそうな着物姿の男にメガネ君がタックルをしている。頭はちょん髷だし、結構、本格的な仮装のようだ。
「メガネ! おまらも、何するんだ! 放さんか!」
妖しい着物姿の男はラグビー部出身の屈強な体格のアルバイト軍団5名に取り囲まれて会議室に押し込まれていった。
「今の誰? まるで織田信長みたいだったな」
なかなか勘のいい男である。
「飛騨君、<作家でたまごごはん>に織田信長がいるわけないじゃない! ははははは」
神楽舞が蒼白な表情でしどろもどろになっていた。
「まあ、いいか。そういえば、めぐみさんは織田氏の子孫と聞いたけど」
飛騨は案外、いい加減な性格であった。
「織田は織田でも、織田有楽斎の方です。織田信秀の十一男で信長の十三歳年下の弟で、千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられてます。後に、有楽流茶道を創始した方ですね」
メガネ君が何事もなかったのかのように帰ってきて解説してくれた。
「なるほど、それでめぐみちゃんのお茶は美味しいのか」
いまさら気づいた神楽舞であった。
「そういえば、メガネ君、『複垢調査官 飛騨亜礼』のこれからのストーリー展開どうなるの?」
飛騨は意外なことを訊いてきた。
「え? どういうこと?」
メガネ君がきょとんとした表情で見返してきた。
「ほら、外伝っぽい第四章の未来社会を描いた『僕の彼女はアンドロイド』と第五章の地下迷宮探索と<刀剣ロボットバトルパラダイス>の火星ステージのお話の『複垢狩りゲーム』、それと本編の<ヨムカク>編の第六章『飛騨亜礼の華麗なる帰還』に分かれちゃったじゃない。今後の展開はどうなるのかな?と思って」
「それは飛騨さん次第ですが」
「愚問だったかな。大体、この展開で収拾つくのかな?と思って」
ちょっと気まずい。
「大丈夫ですよ。僕の予想では第四章が短めに終わって第五章に合流して、さらにそれを第六章の本編に合流させればいいのですよ」
メガネ君はこともなげに言い放った。
楽観的な男である。
さすがに織田信長に24時間憑依されていても大丈夫だった男である。
「そんないい加減なことでいいの?」
「とりあえず、4/7までに10万字完成させないと『ヨムカク』のWeb小説コンテストに間に合わないし、仕方ないと思いますよ」
「で、この会話は作者がストーリー展開に行き詰って、文字数稼ぎでやってるとかなの?」
「何いってるんですか、飛騨さん。まさか、そんなことないじゃないですか!」
メガネ君は心外そうに飛騨の疑惑を否定した。
「作者はもうラストまでの構想は見えてると思いますよ。今までだって行き当たりばったりでやってるように見えて、強引に着地点を見つけてきたじゃないですか」
「確かに。でも、これって、オチが見つからないので、探してるように見えなくもないよ」
「そういえば、サブタイトルの<TOKOYO DRIVE>の意味とか、謎だとか、作者は考えてるのかな?」
「そりゃ、もちろん、少しは思いついてると思いますよ」
「少しなんだ」
「心配しすぎですよ。飛騨さん、大体、小説というものは作者の無意識の投影なのだから、オチを決めずに書き始めても、書いてるうちに、どこかにたどり着くものですよ」
「そうかなあ」
飛騨はあくまで疑心暗鬼である。
「すでに2000字超えましたし、今日のところは何とか3000字ぐらいまで持っていきたいところです。飛騨さんも『聖徳太子の|志能備(しのび)』を書いてるくらいだから同じような体験してるはずですよ」
どうも納得いかない顔の飛騨亜礼である。
「お茶、入りましたよ。ちょっと休憩にしませんか?」
いつもかわいい織田めぐみの声が聴こえてきた。
「飛騨さん、お茶にしましょう」
メガネは心配そうな飛騨をソファに座らせた。
丸い白いテーブルに飛騨の差し入れたケーキと織田めぐみの淹れた『奇跡のミルクコーヒー』が置いてあって、各自がそれを囲むように配置されているソファに身体を沈めてリラックスしていた。
「飛騨君、ちょっと私も話を聞かせてらっていたんだけど、『複垢調査官 飛騨亜礼』の良さは第一章の私と飛騨君のかけあい漫才的展開にあったと思うのよ」
神楽舞が話に入ってきた。
「確かに、あれが原点ですよね」
飛騨もこれには納得したようだ。
「それで、第二章はまあ、前半ネタを一話完結でポンポンと投入して、後半から第三章への布石としてストーリー展開を入れていった訳で、それが短編連作の『複垢調査官 飛騨亜礼』のスタイルな訳よね」
「ほう」
飛騨は神楽舞の話に引き込まれていっているようだった。
「舞さん、確かにそれがあの作品のリズムですもんねえ。長い小説、ストーリーを書けなくて一話完結ネタを短編連作で書いていけば10万字も不可能ではないという感じで書き始めたんですよ」
メガネ君も作品を書き始めた時のことを思い出して納得している。
「そろそろ3000文字超えるけど、作者が作品を振り返りながら今までを総括して、今後の展開の構想を練る回もあってもいいと思うの」
神楽舞は何かに取り憑かれたように語り続けている。
「アニメ映画にもなった『戦国機動隊』を作った世界的アニメ監督の落井守氏も作品の中でわざと『中だるみ』を作るらしいですよ。つまり、高く飛ぶためにはタメが必要で、怒涛のクライマックスに至るためには『あえて』『わざと』こういう弛緩したダラダラなお話も必要なんですよ」
ちょっと言い訳じみた弁解である。
「じゃ、そろそろまとめに入りましょうか」
作者はどうやらオチを思いついたようである。
「であるから、わしが織田信長である!」
またもメガネ君がタックルして、ラグビー部出身のアルバイト軍団5名が信長を取り囲んで会議室に押し込んでいった。
「あれ、やっぱり、織田信長じゃないの?」
飛騨亜礼はあくまでクールに訊いた。
「飛騨君、<作家でたまごごはん>に織田信長がいるわけないじゃない! ははははははは」
神楽舞の乾いた笑い声が響いた。
何かセリフが前回と同じなんですけど。
(あとがき)
※オレオ追悼 坂崎文明
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880684306/episodes/1177354054880684544
※第52話 衝撃の三文字小説パレオの謎
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154917720/episodes/1177354054880611114
※<作家でたまごごはん>に織田信長がいる……「第五章 第48話 地下迷宮探索」を参照。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154917720/episodes/4852201425154951769
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