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10章 アレクシアと愉快な仲間2
もう再会しました!?①
しおりを挟む「ん?黒いおっさん、どうちたんでしゅか?は!まさか今更ながらシアを食べる気でしゅか!?」
漆黒のマンティコアからは悪意は感じられないが、何やら思いがあるのかアレクシアをジッと見ていた。
『仲間になりたそうにこちらを見てるぞ』
ウロボロスが呟いた。
「ええー!?こんな黒くて大きなマンティコアは連れて行けましぇんよ!」
アレクシアの叫びを聞いたマンティコアは、少し考えた後に急に光出したので一同は様子を窺っていた。
「何でしゅか!?また進化でしゅかー?黄金のおっさんとか⋯もういましゅから!」
ゼストを思い出して一人でツッコむアレクシアを、呆れてみている魔国の大賢者ポーポトス。
光が収まったので皆がマンティコアに注目するが、そこにいた巨体がいなくなっていたのだ。
「あれ?いないでしゅ!」
【ここだ】
足元から声が聞こえたので、皆が視線を向けると、そこには子犬従魔達くらいに小さくなった漆黒のマンティコアがいた。
「おお!小さいおっさんでしゅ!」
【このサイズならついていけるだろ】
「え?本当にシアの家まで着いて行くつもりでしゅか?」
【この可愛い赤子をそんな危険な家に置いてはおけん!それに父や母にも説教をしないとな!】
「おおー!それは面白そうでしゅね!」
話をどんどん進めるアレクシアと漆黒のマンティコアに、神獣ガイアが疑問を投げかける。
「魔物を連れて帰ったら大変な事になるのではないか?」
「あ、ロイン伯父上に一生外出禁止を言い渡されるかもしれないでしゅよ!!」
【ロインとは?】
「シアの伯父で、この世界のラスボスでしゅ!!」
【ラスボス?どう言う意味だ?】
首を傾げるマンティコアと、大笑いしているポーポトスとウロボロス。
「ものすごく強いという意味でしゅよ!ここにいるメンバーで勝てるか⋯」
【何と!そんなに強いのか!!】
「とにかく、小さくなるだけでは騙せましぇん。もっと違うものに擬態できましゅか?できたら連れてってあげましゅ!」
それを聞いたマンティコアは少し考え込むと、また光出した。そしてそこに現れたのは小さな黒い子猫であった。
「おー!猫しゃんでしゅ!良いでしゅね!可愛いでしゅ!!」
【昔、ケットシー族の知り合いがいてな。黒猫だったんだ。それを想像して擬態してみたぞ】
アレクシアの肩に乗り嬉しそうに自慢するマンティコア。
【この森はつまらん。わしは世界を見たいんじゃ!だがまずはアレクシアの両親を説教じゃな!!】
「うーーん。世界を見たいは分かりましゅが、シアの父上と母上はちょっと変わってて⋯」
「『お前が言うのか』」
ついツッコんでしまうウロボロスとポーポトス。
【まぁどんな親かわしが確かめるぞ!大事にしていないならわしがアレクシアを育てる!】
「聖獣マンティコアをゲットでしゅ!」
『ゲットって⋯まぁお前が良いなら俺は何も言わないが、心配はロインだけだな』
ロインと聞いてまた頭を抱えるアレクシアであった。
「よし!更に森の奥へ行きましゅよ!」
【何でだ?】
首を傾げる黒い子猫。
「今は狩り大会をしてるんでしゅ!他にもシアの子分がこの森に⋯イデ!?」
ポーポトスに拳骨を食らうアレクシア。
「誰が子分じゃ!生意気なちんちくりんめが!」
「何でしゅとー!?腰痛持ちの爺さんめ!」
喧嘩を始める師匠と弟子を止めようとする黒い子猫だが、ウロボロスに“いつもの事だから慣れてくれ”と言われたので、ハラハラしながらも見守っていた。
「お!やはりこの気配はアレクシアか!」
気配なく突然現れたのは、初代魔国国王陛下であるデイルズであった。
「爺!もう狩ったんでしゅか!?」
「ああ、まだじゃ!ん?その肩に乗ってる子猫は?」
「シアの新しい仲間になった⋯⋯名前は何でしゅか?」
【名は無いな】
「名前が無いと困りましゅからシアが名付けましゅ!」
ドヤ顔で言うアレクシアを不安そうに見つめる一同。それもそのはずでいつも微妙なネームングセンスを披露するのだ。白玉や黒蜜、みたらしにきなこ、そしてあんこと東国の菓子から名付ける傾向がある。
「うーーん⋯⋯あ!おはぎ!おはぎにしましゅ!」
案の定で皆がズッコケた。
【おはぎか。なかなか良い名だ】
本人が嬉しそうなので周りはあえて何も言わない事にした。
こうして聖獣マンティコアこと“おはぎ”が仲間に加わったのだった。
「爺!早く狩りに行きなしゃい!狩って狩って狩りまくれ!」
デイルズへ偉そうに指示するアレクシア。
「ガハハ!なかなか魔物が現れんのじゃ!その原因がそろそろ現れると思って歩いていたらアレクシア達を見つけたんじゃ!」
「⋯⋯。この気配はやっぱり⋯⋯」
実はアレクシアもポーポトスやウロボロス、神獣ガイアも気が付いていたが、あえて無視していたのだ。
「何でバレたんでしゅかね?」
「地獄森でこんなに騒いでいれば近くにある竜の里から戦士達が調査に動くじゃろう!」
「早く言えやでしゅ!」
そう言いながらデイルズにパンチを喰らわすアレクシア。
「ガハハ!大丈夫だ!こっちにはミルキルズ殿がおるし~?わしもいるし~?」
「どこのギャルでしゅか!!」
アレクシアがまたパンチを喰らわそうとした時、森の入口から物凄いスピードでこちらに集団で向かってくる気配を感じた。その魔力は凄まじく“おはぎ”は警戒する。
【竜族だ!急いで隠れろ!あいつらは本当に危険だぞ!】
焦るおはぎだが、なぜか他の者達は冷静で近付く気配を気にもしていない。その信じられない者達を見て唖然とするしかないおはぎ。
「どこのギャルでしゅか!!」
先ほどの続きを始めるアレクシアは、デイルズに予定通りパンチを喰らわした。
その時、一瞬にして囲まれたアレクシア達。おはぎは死を覚悟して元の姿に戻ろうとした。だが⋯
「ん?アレクシアちゃん!?」
「何でこんな所にいるんだ!?さてはオレンを盗む気か!?」
「「「アレクシアーー!!」」」
「おお!なんてことじゃ!!」
現れたのは全員見覚えのある者達であった。
漆黒のマンティコアからは悪意は感じられないが、何やら思いがあるのかアレクシアをジッと見ていた。
『仲間になりたそうにこちらを見てるぞ』
ウロボロスが呟いた。
「ええー!?こんな黒くて大きなマンティコアは連れて行けましぇんよ!」
アレクシアの叫びを聞いたマンティコアは、少し考えた後に急に光出したので一同は様子を窺っていた。
「何でしゅか!?また進化でしゅかー?黄金のおっさんとか⋯もういましゅから!」
ゼストを思い出して一人でツッコむアレクシアを、呆れてみている魔国の大賢者ポーポトス。
光が収まったので皆がマンティコアに注目するが、そこにいた巨体がいなくなっていたのだ。
「あれ?いないでしゅ!」
【ここだ】
足元から声が聞こえたので、皆が視線を向けると、そこには子犬従魔達くらいに小さくなった漆黒のマンティコアがいた。
「おお!小さいおっさんでしゅ!」
【このサイズならついていけるだろ】
「え?本当にシアの家まで着いて行くつもりでしゅか?」
【この可愛い赤子をそんな危険な家に置いてはおけん!それに父や母にも説教をしないとな!】
「おおー!それは面白そうでしゅね!」
話をどんどん進めるアレクシアと漆黒のマンティコアに、神獣ガイアが疑問を投げかける。
「魔物を連れて帰ったら大変な事になるのではないか?」
「あ、ロイン伯父上に一生外出禁止を言い渡されるかもしれないでしゅよ!!」
【ロインとは?】
「シアの伯父で、この世界のラスボスでしゅ!!」
【ラスボス?どう言う意味だ?】
首を傾げるマンティコアと、大笑いしているポーポトスとウロボロス。
「ものすごく強いという意味でしゅよ!ここにいるメンバーで勝てるか⋯」
【何と!そんなに強いのか!!】
「とにかく、小さくなるだけでは騙せましぇん。もっと違うものに擬態できましゅか?できたら連れてってあげましゅ!」
それを聞いたマンティコアは少し考え込むと、また光出した。そしてそこに現れたのは小さな黒い子猫であった。
「おー!猫しゃんでしゅ!良いでしゅね!可愛いでしゅ!!」
【昔、ケットシー族の知り合いがいてな。黒猫だったんだ。それを想像して擬態してみたぞ】
アレクシアの肩に乗り嬉しそうに自慢するマンティコア。
【この森はつまらん。わしは世界を見たいんじゃ!だがまずはアレクシアの両親を説教じゃな!!】
「うーーん。世界を見たいは分かりましゅが、シアの父上と母上はちょっと変わってて⋯」
「『お前が言うのか』」
ついツッコんでしまうウロボロスとポーポトス。
【まぁどんな親かわしが確かめるぞ!大事にしていないならわしがアレクシアを育てる!】
「聖獣マンティコアをゲットでしゅ!」
『ゲットって⋯まぁお前が良いなら俺は何も言わないが、心配はロインだけだな』
ロインと聞いてまた頭を抱えるアレクシアであった。
「よし!更に森の奥へ行きましゅよ!」
【何でだ?】
首を傾げる黒い子猫。
「今は狩り大会をしてるんでしゅ!他にもシアの子分がこの森に⋯イデ!?」
ポーポトスに拳骨を食らうアレクシア。
「誰が子分じゃ!生意気なちんちくりんめが!」
「何でしゅとー!?腰痛持ちの爺さんめ!」
喧嘩を始める師匠と弟子を止めようとする黒い子猫だが、ウロボロスに“いつもの事だから慣れてくれ”と言われたので、ハラハラしながらも見守っていた。
「お!やはりこの気配はアレクシアか!」
気配なく突然現れたのは、初代魔国国王陛下であるデイルズであった。
「爺!もう狩ったんでしゅか!?」
「ああ、まだじゃ!ん?その肩に乗ってる子猫は?」
「シアの新しい仲間になった⋯⋯名前は何でしゅか?」
【名は無いな】
「名前が無いと困りましゅからシアが名付けましゅ!」
ドヤ顔で言うアレクシアを不安そうに見つめる一同。それもそのはずでいつも微妙なネームングセンスを披露するのだ。白玉や黒蜜、みたらしにきなこ、そしてあんこと東国の菓子から名付ける傾向がある。
「うーーん⋯⋯あ!おはぎ!おはぎにしましゅ!」
案の定で皆がズッコケた。
【おはぎか。なかなか良い名だ】
本人が嬉しそうなので周りはあえて何も言わない事にした。
こうして聖獣マンティコアこと“おはぎ”が仲間に加わったのだった。
「爺!早く狩りに行きなしゃい!狩って狩って狩りまくれ!」
デイルズへ偉そうに指示するアレクシア。
「ガハハ!なかなか魔物が現れんのじゃ!その原因がそろそろ現れると思って歩いていたらアレクシア達を見つけたんじゃ!」
「⋯⋯。この気配はやっぱり⋯⋯」
実はアレクシアもポーポトスやウロボロス、神獣ガイアも気が付いていたが、あえて無視していたのだ。
「何でバレたんでしゅかね?」
「地獄森でこんなに騒いでいれば近くにある竜の里から戦士達が調査に動くじゃろう!」
「早く言えやでしゅ!」
そう言いながらデイルズにパンチを喰らわすアレクシア。
「ガハハ!大丈夫だ!こっちにはミルキルズ殿がおるし~?わしもいるし~?」
「どこのギャルでしゅか!!」
アレクシアがまたパンチを喰らわそうとした時、森の入口から物凄いスピードでこちらに集団で向かってくる気配を感じた。その魔力は凄まじく“おはぎ”は警戒する。
【竜族だ!急いで隠れろ!あいつらは本当に危険だぞ!】
焦るおはぎだが、なぜか他の者達は冷静で近付く気配を気にもしていない。その信じられない者達を見て唖然とするしかないおはぎ。
「どこのギャルでしゅか!!」
先ほどの続きを始めるアレクシアは、デイルズに予定通りパンチを喰らわした。
その時、一瞬にして囲まれたアレクシア達。おはぎは死を覚悟して元の姿に戻ろうとした。だが⋯
「ん?アレクシアちゃん!?」
「何でこんな所にいるんだ!?さてはオレンを盗む気か!?」
「「「アレクシアーー!!」」」
「おお!なんてことじゃ!!」
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