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第四章
ランキング戦
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「そんな訳で今日からランキング戦だ。全員トップを狙え!以上」
教室で相変わらずザックリし過ぎている説明を受けて午後からランキング戦だ。
マジで良く教員免許取れたな、と思うほどだ。
そしてだいたいの説明がこちら。
・一年生全員、四クラス、つまり百二十人で行う。
・トーナメント制で横、縦、高さが二十メートルの結界内で戦闘を行う。
・本人が戦闘不能になれば終了
・フェールドに手を加えるのはルール違反
・使い魔は使用を許可、装備は腕輪から出された物を使え、閃光弾等のアイテムの使用はルール違反。
・トーナメントで最後の四人に残った者を一年生の代表とする
「なぁクロ、サリア先輩は二年生の方で代表になれると思うか?」
「まぁ、課外活動の次の日からは学校で戦闘訓練を一緒にしたからなれるだろ」
俺達はサリア先輩に頼まれ戦闘訓練の指導をした。
戦い方も成ってきたし、だいたい単体でDランクの魔物は倒せる位だ。
どうやら俺が認識している以上に学生の戦闘経験は低いらしい。
なのでDランクを倒せるのならば上出来らしい。
ちなみに、二年生は平均的にタッグを組んでEランクをどうにか倒せるんだと言う。
さらに言うと一年生はをタッグ組んでもFランクの魔物にも負けて帰る程だ。
俺達は学食で食いながら話している。するとジルは俺の弁当をジッと見る。
「なぁクロ 、お願いが「断る」 」
俺はジルが言う言葉を遮るように却下した。
言いたい事はもう分かっているからだ。
「…」
「…」
沈黙が続く…
「いやさぁここの定食、肉が一ミリしかないじゃん」
「そうか、それで俺のリンお手製弁当が食いたい訳だな」
俺は毎回弁当で、毎回それを見たジルがねだって来る。ちなみに二人は俺の中で食事中だ。収納石を持ってると中でリンが使えるらしく料理を作っている。
他にも収納石にクローゼット入れて、中で使ったり、カーペット引いたりして中は部屋に近い感じになってるらしい
「だいたいそれならお前ユニコーンに作って貰えよ……」
「それがさぁ、あいつ執事みたいな格好で擬人化して弁当作るのは良いんだが、健康に気を使って毎度少量な上にピーマンいれるんだよ!」
「…」
いやピーマンでキレるとか…まぁピーマンに何かトラウマがあるのだろう…
そんなしょうもない話をしながら昼食を終える―――
午後になり、今俺たちは校庭にいる。
何故か?それはランキング戦のためだ。
五回勝てば良いらしいので、行くか。
でも、そう簡単に勝てはしない…そう思っていた―――
合図が鳴ると同時にスタートするので武器を握り俺と敵の生徒は睨み合う。
ピーーー!!
「お前など一瞬でやっつハベブッ!!??」
重力の重みで気絶させた、卑怯?何が?これは戦法さ―――
「始まる前に忠告だ、僕は一のAで一番強い「ピーーー!!」んだ、君じゃ相手になホゲェ!?!?」
ん?何か言ってたのだろうか?聞こえなかった。
とりあえず重力で倒した。次は聞いてから倒そう―――
ピーーー!!
「俺はカシエルさんを守る!我が命、カシエルさんに捧げる!!うおおおグボッ!!」
よし、聞いてあげた俺偉い。
「グハッ、カシエルさんは渡さな…」
よし、次行くか―――
ピーーー!!
「ハァハァ、カシエルちゃん食べごグピイイイ!!!」
聞かなきゃよかった―――
五回戦か、最後ぐらい剣で倒そう。
「え、えとよろしくお願いします!」
さすがに女子生徒に重力を使っちゃうのはなぁ。え?シャル・カシエル?あれは女として見ていないからセーフだ。
ピーーー!!
女子生徒は精霊を出した。
水属性で形は猫だ
女子生徒は鎖を取り出して俺の腕に絡ませて精霊の援護という形で戦っている。
精霊は俺に腕に絡まっている鎖に入った。
おそらくこの鎖は精霊石で出来ているのだろう。
精霊石は精霊との相性がいいいらしい。
そして精霊は俺の手に出て来て俺の体に体当たりをした。
俺はよろけてしまいその間に鎖を離して、今度は俺の顔面に向かって飛ばしてきた。
俺は少し様子見が終わったので魔力の斬撃を放ち終わらせた。
彼女はおそらくEランク位なら余裕で倒せるだろう。
「お疲れ、中々強かったよ俺は一のBクロ、君の名前は?」
「ははっ、負けちゃったか…ありがとう私は一のCのレナ、じゃあ頑張ってね!」
さて、これで終了か―――
ランキング上位が決まったらしい。
その中にはサリア先輩、ジル、シャル・カシエル、レイン・カシエル、お漏らし・太郎(爆笑)が入っていた。
「えー、じゃあ学園長が直々にお話するらしいので来てもらった」
ガルド先生がそういうと、入学式に出て来たロード・レリエルと呼ばれる小さな女の子が出て来た。
金髪のショートヘアで赤い瞳、噂では何十年も生きてるらしい。
「はい、学園長のロード・レリエルです。それではまず始めに皆さん、おめでとうございます。いや~ランキング戦ですね~実は最近負けが続いてさ~」
そのあと何かいろいろ世間話をしたあと説明に入った。
だいたいの説明がこちらになります。
・代表は対校戦で戦う為らしい。
・対校戦で第一高校は最近負け続いているらしい。
・頑張って欲しいらしい。
「それで、私の話は以上になります。解散してください」
あ、そういえばまだレイチェルの手紙渡してなかった。
学園長となんて会うことないからな…
俺はこれを機に、と思いロード学園長の元に向かった。
「あなたは?」
「僕は一のBのクロと申します。ロード学園長にこれを渡しにきました」
ロード学園長は手紙を開きクスッと笑うと手紙をしまい、俺に笑顔で「ありがと!」と言って学園に戻っていった。
一体何が書いてあったのだろう…
教室で相変わらずザックリし過ぎている説明を受けて午後からランキング戦だ。
マジで良く教員免許取れたな、と思うほどだ。
そしてだいたいの説明がこちら。
・一年生全員、四クラス、つまり百二十人で行う。
・トーナメント制で横、縦、高さが二十メートルの結界内で戦闘を行う。
・本人が戦闘不能になれば終了
・フェールドに手を加えるのはルール違反
・使い魔は使用を許可、装備は腕輪から出された物を使え、閃光弾等のアイテムの使用はルール違反。
・トーナメントで最後の四人に残った者を一年生の代表とする
「なぁクロ、サリア先輩は二年生の方で代表になれると思うか?」
「まぁ、課外活動の次の日からは学校で戦闘訓練を一緒にしたからなれるだろ」
俺達はサリア先輩に頼まれ戦闘訓練の指導をした。
戦い方も成ってきたし、だいたい単体でDランクの魔物は倒せる位だ。
どうやら俺が認識している以上に学生の戦闘経験は低いらしい。
なのでDランクを倒せるのならば上出来らしい。
ちなみに、二年生は平均的にタッグを組んでEランクをどうにか倒せるんだと言う。
さらに言うと一年生はをタッグ組んでもFランクの魔物にも負けて帰る程だ。
俺達は学食で食いながら話している。するとジルは俺の弁当をジッと見る。
「なぁクロ 、お願いが「断る」 」
俺はジルが言う言葉を遮るように却下した。
言いたい事はもう分かっているからだ。
「…」
「…」
沈黙が続く…
「いやさぁここの定食、肉が一ミリしかないじゃん」
「そうか、それで俺のリンお手製弁当が食いたい訳だな」
俺は毎回弁当で、毎回それを見たジルがねだって来る。ちなみに二人は俺の中で食事中だ。収納石を持ってると中でリンが使えるらしく料理を作っている。
他にも収納石にクローゼット入れて、中で使ったり、カーペット引いたりして中は部屋に近い感じになってるらしい
「だいたいそれならお前ユニコーンに作って貰えよ……」
「それがさぁ、あいつ執事みたいな格好で擬人化して弁当作るのは良いんだが、健康に気を使って毎度少量な上にピーマンいれるんだよ!」
「…」
いやピーマンでキレるとか…まぁピーマンに何かトラウマがあるのだろう…
そんなしょうもない話をしながら昼食を終える―――
午後になり、今俺たちは校庭にいる。
何故か?それはランキング戦のためだ。
五回勝てば良いらしいので、行くか。
でも、そう簡単に勝てはしない…そう思っていた―――
合図が鳴ると同時にスタートするので武器を握り俺と敵の生徒は睨み合う。
ピーーー!!
「お前など一瞬でやっつハベブッ!!??」
重力の重みで気絶させた、卑怯?何が?これは戦法さ―――
「始まる前に忠告だ、僕は一のAで一番強い「ピーーー!!」んだ、君じゃ相手になホゲェ!?!?」
ん?何か言ってたのだろうか?聞こえなかった。
とりあえず重力で倒した。次は聞いてから倒そう―――
ピーーー!!
「俺はカシエルさんを守る!我が命、カシエルさんに捧げる!!うおおおグボッ!!」
よし、聞いてあげた俺偉い。
「グハッ、カシエルさんは渡さな…」
よし、次行くか―――
ピーーー!!
「ハァハァ、カシエルちゃん食べごグピイイイ!!!」
聞かなきゃよかった―――
五回戦か、最後ぐらい剣で倒そう。
「え、えとよろしくお願いします!」
さすがに女子生徒に重力を使っちゃうのはなぁ。え?シャル・カシエル?あれは女として見ていないからセーフだ。
ピーーー!!
女子生徒は精霊を出した。
水属性で形は猫だ
女子生徒は鎖を取り出して俺の腕に絡ませて精霊の援護という形で戦っている。
精霊は俺に腕に絡まっている鎖に入った。
おそらくこの鎖は精霊石で出来ているのだろう。
精霊石は精霊との相性がいいいらしい。
そして精霊は俺の手に出て来て俺の体に体当たりをした。
俺はよろけてしまいその間に鎖を離して、今度は俺の顔面に向かって飛ばしてきた。
俺は少し様子見が終わったので魔力の斬撃を放ち終わらせた。
彼女はおそらくEランク位なら余裕で倒せるだろう。
「お疲れ、中々強かったよ俺は一のBクロ、君の名前は?」
「ははっ、負けちゃったか…ありがとう私は一のCのレナ、じゃあ頑張ってね!」
さて、これで終了か―――
ランキング上位が決まったらしい。
その中にはサリア先輩、ジル、シャル・カシエル、レイン・カシエル、お漏らし・太郎(爆笑)が入っていた。
「えー、じゃあ学園長が直々にお話するらしいので来てもらった」
ガルド先生がそういうと、入学式に出て来たロード・レリエルと呼ばれる小さな女の子が出て来た。
金髪のショートヘアで赤い瞳、噂では何十年も生きてるらしい。
「はい、学園長のロード・レリエルです。それではまず始めに皆さん、おめでとうございます。いや~ランキング戦ですね~実は最近負けが続いてさ~」
そのあと何かいろいろ世間話をしたあと説明に入った。
だいたいの説明がこちらになります。
・代表は対校戦で戦う為らしい。
・対校戦で第一高校は最近負け続いているらしい。
・頑張って欲しいらしい。
「それで、私の話は以上になります。解散してください」
あ、そういえばまだレイチェルの手紙渡してなかった。
学園長となんて会うことないからな…
俺はこれを機に、と思いロード学園長の元に向かった。
「あなたは?」
「僕は一のBのクロと申します。ロード学園長にこれを渡しにきました」
ロード学園長は手紙を開きクスッと笑うと手紙をしまい、俺に笑顔で「ありがと!」と言って学園に戻っていった。
一体何が書いてあったのだろう…
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