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ナミの変化
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しおりを挟むあの忌まわしいGWから3週間が経ち、5月も終わりに入ったある週末、美菜は摩耶の家を訪ねていた。
摩耶があれ以来どうしているのかも、気になったが、他にどうしても確かめたい事があったからだ。
最近、美菜に対するナミの態度には、少しずつ変化が生じていた。
今までは、美菜自身が病気で寝込んだりしない限り、ナミが美菜のところに来ない日はほとんどなかった。
それが、最近は数日おきに来ない日があるのだ。
しかも事前に連絡もなく、美菜がいつの間にか眠ってしまい、明け方になって目が覚めてからそれに気付くというパターンがほとんどだった。
1日中美菜を監視し、仕事中にまで現れていた、
これまでのナミには考えられない事だった。
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