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*特別編*夜の音楽室~摩耶の高校時代~

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摩耶は、その後も友里の背中に貼られた布切れを彼女の反応を楽しむかのように剥がし続けた。

友里はその度背中を仰け反らせ、泣き叫びながら苦悶に身をよじった。

彼女の背中はみるみるうちに傷だらけになり、血が滲み出た。

そして、最後の一枚が剥がされると、友里は力尽きて椅子の背に顔を埋め、グッタリと動かなくなった。

友里への責めを十分に堪能した摩耶は、いつしか泣いていた。

だか、それは決して友里への申し訳ないという気持からではなかった。

そう、摩耶はなんと嬉し泣きしていたのである。

摩耶は、傷だらけの友里の背中にそっと囁いた。


「友里先生。。メリークリスマス。」
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