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ガンマニアの兄
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詠美の部屋でしばらく雑談していると、彼女が
「ねえ摩耶、面白いものを見せてあげるよ。」
と言いながら、摩耶を隣の部屋に案内した。
そこは、詠美の兄の部屋だった。
部屋に入ると、詠美は笑いながら壁を指さした。
壁は、数十丁の銃で覆われていた。
「兄貴ね、ガンオタクなんだ。いい歳して恥ずかしいでしょ?」
摩耶はその事については何とも思わなかったが、エアガンには興味を持った。
「これ。。撃たれると痛いのかな?」
摩耶が詠美に訊くと、彼女は顔をしかめて言った。
「もの凄く痛いらしいよ。近い距離だと皮膚にめり込んじゃう位だって。でも、私も時々貸してもらうけど、やると結構楽しかったりするんだ。」
「そう・・面白そうだね。私もやってみたいなあ。ねっ、お兄さんに貸してもらえないかな、何丁か。私の家の近くに廃墟があって、地下室に入れるんだ。そこなら誰にも迷惑かかんないから、2人だけでやらない?」
摩耶の罠だとは夢にも思わない詠美は、単純な提案に、簡単に飛びついてきた。
「面白そうだね。やろうやろう!兄貴に話しておくね。」
「ねえ摩耶、面白いものを見せてあげるよ。」
と言いながら、摩耶を隣の部屋に案内した。
そこは、詠美の兄の部屋だった。
部屋に入ると、詠美は笑いながら壁を指さした。
壁は、数十丁の銃で覆われていた。
「兄貴ね、ガンオタクなんだ。いい歳して恥ずかしいでしょ?」
摩耶はその事については何とも思わなかったが、エアガンには興味を持った。
「これ。。撃たれると痛いのかな?」
摩耶が詠美に訊くと、彼女は顔をしかめて言った。
「もの凄く痛いらしいよ。近い距離だと皮膚にめり込んじゃう位だって。でも、私も時々貸してもらうけど、やると結構楽しかったりするんだ。」
「そう・・面白そうだね。私もやってみたいなあ。ねっ、お兄さんに貸してもらえないかな、何丁か。私の家の近くに廃墟があって、地下室に入れるんだ。そこなら誰にも迷惑かかんないから、2人だけでやらない?」
摩耶の罠だとは夢にも思わない詠美は、単純な提案に、簡単に飛びついてきた。
「面白そうだね。やろうやろう!兄貴に話しておくね。」
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