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偽者!?

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「い、いやっ、やめて!あなたは誰なの?離してっ!」

奈緒美は、我に返ったようにナオに抵抗を試みた。別に手を縛られている訳ではない。やられてばかりはいられなかった。

ナオが足首を手放すと、奈緒美は立ち上がろうとした。が、右足に激痛が走り、再び倒れ込んでしまった。

思いがけない奈緒美の抵抗に、逆上したナオは、奈緒美の腫れ上がった右股を思い切り踏みつけた。

「ああああぁぁぁぁ~っ!い、痛いっ!」

たまらず苦痛に呻く奈緒美。
必死にナオの足を退けようとしたが、足が痛くて思うように力が入らない。

「ふっふっふっ、無駄な抵抗はやめるんだね。その可愛い顔をもっと苦痛に歪めてやるわ。」

必死で痛みに耐える奈緒美。

容赦なく責め続けるナオ。
だが。。

この時2人は気づいていなかった。
ナオの背後から近づく影がある事に。


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