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3巻
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俺の名前は不動慎。料理人だ。
ある日、仕事が終わっていつものようにベッドで寝ていたはずの俺は、いつの間にか異世界に迷い込み、森の中で立ちつくしていた。そこに偶然通りかかったAランクの冒険者兼料理人であるスズヤさんが案内してくれたのが、ここ、料理の聖地と呼ばれる街だった。
創造召喚という、地球のものをなんでも持ってくることができる魔法と、無限のMP。この二つのチートをいつの間にか手にしていた俺は、地球で経営していた自分の店を丸ごと召喚し、この街で営業を始めた、というわけだ。
さて、そんな俺は今、料理の街の大通りを歩いている。そして隣を歩くのは、ご機嫌な様子で狐耳を動かしながら尻尾を揺らす、俺の妻のエリだ。
彼女は元々、従業員確保のために購入した奴隷だった。戦闘が得意な狐族出身の獣人なのだが、一族で落ちこぼれ扱いされていた彼女は家族に捨てられ、奴隷になってしまったらしい。そんな境遇にあった彼女を俺が購入したわけだが、可愛い笑顔と丁寧な接客で、あっという間に店に欠かせない中心メンバーとなった。
「シン様、まずはどこへ向かいましょうか?」
エリがこちらに顔を向けて尋ねかけてくる。
「そうだな……まずは予定通り、防具屋に向かうことにしよう」
俺の言葉に、エリは笑顔で頷いてくれた。
何故防具屋に向かうのかというと、これから俺たちはこの料理の街を離れて、旅に出るからだ。
俺がこの世界に来てそれなりの時間が経ったが、この世界の食材を使った料理は、実はそんなに作っていない。
店で出していた料理の多くは、地球のレシピと地球の食材で作ったものなのだ。リンゴに似た果物であるモンスターフルーツを使ったモンフルヨーグルトや、ムーンベアーを使ったムーンベアーの赤ワイン煮など、異世界食材と地球レシピを組み合わせたメニューもあるにはあった。ただ、その種類は多くなかった。
せっかく異世界にいるのだから、この世界にしかない食材を使って、もっと美味しい料理を作りたい。
そう考えて、旅に出ることを決めたわけである。
「それにしても、ルミにお店を任せてしまってもよかったのでしょうか。アカリさんもいるので大丈夫だとは思うのですが……」
エリが不安げな表情を浮かべながら呟いた。
ルミとアカリというのは、俺たちが旅に出るにあたって、店を任せてきた従業員の名前だ。
ルミは、冒険者として従業員募集の依頼を受け、俺の店で接客員として雇うことになった猫耳族の女の子。いつも元気いっぱいなのだが、少し抜けているところがあるので、同じ接客員だったエリとしては不安なのだろう。
アカリは、この世界で三人しかいなかったレベル4の魔法の使い手にして、その中でも一人しかいない空間魔法の使い手だ。うちの店で食べたオムレツに一目惚れして、俺に弟子入りを志願してきた。初めのうちは慣れない地球のレシピを覚えるのに苦戦しているようだったが、みるみるうちに成長し、今では副料理長として、俺たちが旅に出ている間の厨房を任せられるほどの実力をつけている。
「二人ならきっと大丈夫だ、他の従業員もいるしな。それに、いつだって空間魔法で戻ってこられるんだから、そんなに心配しないでいいさ」
俺はそう言ってエリの肩を叩く。
現在の俺の店では、ルミとアカリ以外に、合計五人の従業員を雇っている。よほどのことがない限り、営業できなくなるようなことはないだろう。
それに、今の俺はアカリに教えてもらった空間魔法を覚えている。かなり特殊な発動方法なので、俺とアカリ以外で空間魔法を使える人間はいないはずだ。
その空間魔法には、物を別空間に収納するという能力以外に、一度足を運んだことのある土地のみという制限はあるが、MP消費量に応じた距離だけ、一瞬で移動できるという能力がある。そして俺のMPは無限なので、どんなに遠くにいたとしても、いつでもこの料理の街に戻ってくることができるのだ。
「……それもそうですね。皆のことを信じましょう」
エリはそう言ってもう一度頷いた……確かに俺としても、店がトラブルに巻き込まれないか心配ではある。
そうそう、トラブルといえば忘れてはいけないのは、地球から召喚された勇者シズカとその一行が店にやってきたことだな。
彼女は魔法都市アンセルブルで召喚された勇者で、俺と同じ日本の出身の黒髪美少女だ。
魔王討伐のため、俺に弟子入りしていたアカリにパーティに入るよう勧誘しに来たのだが、俺もアカリも拒否したことで、何故か決闘することになってしまった。最終的には俺たちが勝利して、勧誘を諦めた勇者たちは魔王を倒すために街から出て行ったんだけとな。
アカリがレベル4の魔法使いである以上、また似たようなことが起きてもおかしくはないんだよな……まあ、アカリのことだから大丈夫だとは思うけど。
そうこう話しながら歩いているうちに、俺たちは防具屋の前に辿り着く。
この防具屋は大きい店ではないが、俺のレストランに来ていた冒険者が度々話題に出していた店なのだ。
冒険者というのは、ギルドから依頼を受けてモンスターの討伐や素材の収集、旅人の護衛などを行う、この世界ならではの仕事だ。俺も冒険者としてギルドに登録しており、現在ではBランクにまで上がっている。
そんな俺の今の格好は、この世界に来て少しした頃に買った装備で、防御力がかなり低い。そもそもエリにいたっては、ちゃんとした防具ですらなく普段のメイド服だ。一応これで狩りに行ったこともあるにはあるが、長旅となると危険な目に遭うこともあるだろうから、ここでしっかりしたものを買っておきたい。
何よりも安全に旅を終えることが一番大事だからな。
俺とエリは、迷いなくその防具屋に入る。
お金はたんまりあるから、ケチケチせずに性能のいいものを買おうと思っていた。
俺が欲しいのはいわゆる軽装備のものだ。基本的には創造召喚魔法で持ってきた拳銃を武器に、機動力を活かして戦うのが俺のメインの戦闘方法になる。というわけで、フルアーマーなどの重くて動きが阻害されるものは候補から除外だな。
エリの方も軽装備を望んでいた。なんならお揃いがいいと言っているのだが、それはなるべく避けたいところだ。恥ずかしいし。
店の奥には、立派なヒゲを生やした、頑固そうな背の低い爺さんがいた。あの背の低さとヒゲは、ドワーフだろう。初めて見たな。
俺はそこらへんに飾っている防具には目もくれず、迷いなくそのドワーフの方に向かう。防具の目利きなんてできないから、オススメの防具を店の主人に直接聞いた方が早いと考えてのことだ。
「いらっしゃい、何をお探しで?」
ドワーフの爺さんはこちらをろくに見ずに言い放つ。なんともぶっきらぼうな態度だが、気にしないことにした。不機嫌な様子ではないし、歓迎されていないような雰囲気でもないので、大丈夫だろう。
「この店にある軽装備のもので一番性能がいいやつを、男女用それぞれ欲しいんです。値段は気にしないので何かありませんか?」
「……了解だ。少し待ってな」
俺たちの方をチラリと見たドワーフは、そう言葉を残して店の奥に入っていった。
ガサゴソと音が聞こえてくるあいだ、陳列してある商品を眺める。品揃えはなかなかのもので、初心者向けに見える革の胸当てから豪華なつくりの金属鎧まで揃っていた。
しばらくそうしていると音が止み、ドワーフの主人が両手にそれぞれ防具を持って戻ってきた。
「ほらよ。これがうちの店で扱っている軽装備の中で、一番いいやつだ。それなりの値段はするが、どうする?」
そう言って俺の方に差し出されたのは、真っ赤な防具だった。
使われているのはどうやらモンスターの鱗のようだ。胴の部分を着てみると、動きを阻害することもなくしっくり体にフィットする。ついでに籠手や脚部も装備してみた。
着てみてわかったのだが、ただ真っ赤なだけではなく、ところどころにラインが入っていて、かなりかっこいい。籠手や脚部の着け心地にも違和感はなく、動きやすそうだ。
確かにお値段は若干張るが、せっかく装備を新調するんだからいいやつを買ってもいいよね……?
一方エリも、俺が悩んでいるうちに、試着室を借りて差し出された防具に着替えてきたみたいだ。
ひらひらのスカートにギリギリの太ももライン。黒の服装と真っ白なエプロンが絶妙……ってほとんど変わっていないじゃないか!!
そう、エリに出された防具はメイド服だった。意味がわからない。ドワーフの爺さんがただ着せてみたかっただけなのでは? とそちらを見るが、表情は変わらず無愛想なままだ。
見た目が見た目だけに、防御力も不安になってしまう。
「本当に大丈夫なんですか?」
「なんだ、疑うのか? それならこの鉄の剣で軽く切ってみればいいさ。怪我するのが不安ならポーションを置いておくから勝手に使え」
そう言いながら鉄の剣を渡してくる爺さん。
これだけ自信満々ということは本当に安全なのかもしれないが、やはり心配だ。これで切りつけて、怪我をしたらどうするのだ。エリのことを傷つけるような真似は万が一にもしたくはない。
「大丈夫ですよ、シン様。着てみた感じでは、鉄の剣くらいなら簡単に防げそうですから」
どうしたものかと悩んでいる俺を見たエリが、そう言いながら腕を出してきた。
「……本当にいいのか?」
俺の問いかけに、エリは力強く頷く。本人が大丈夫と言うなら、やってみるしかない。
「じゃあ、いくぞ」
エリの出してきた腕、手首に巻かれた布の部分に剣を当てた俺は、強く引いた。
その箇所を恐る恐る確認してみると……切れるどころか傷すらついていなかった。
驚愕している俺を見て、ドワーフの爺さんが口を開く。
「その服は、頑丈なことで有名なオカシロハガネというモンスターから採れる糸で編んである。そんじょそこらの攻撃では傷一つつかない逸品だ。だが、その見た目のせいで買うやつがいなくてな。今回は、嬢ちゃんが元々この装備と同じような服装をしていたから持ってきたってわけだ」
このドワーフの爺さん、接客態度はぶっきらぼうだけど、わかりやすく丁寧に説明してくれるし、結構いい人なのかもな。
「俺の防具は?」
「ああ、そっちは火竜の鱗を使った防具だな。火に耐性があって軽く、何よりも丈夫だ。うちの軽装備の中じゃ、最高級のものだな」
防具について聞くと、即座に答えてくれる。やっぱりいい人だ。
俺たちは着けている防具をそのまま買うことに決めて、お金を払う。店に入る前はお揃いがいいと言っていたエリも、満足している様子だった。
「エリ、その装備でいいのか?」
「そうですね、お揃いにできなかったのは残念ですが、このデザインが気に入りました!」
エリはそう言いながら、その場でくるりと回った。
そんなにメイド服を気に入っていたのだろうか?
「毎度あり」
カウンターを離れようとする俺たちを見たドワーフの爺さんは短くそう言うと、もう用はないとばかりにこちらから視線を外し、新聞を手に読み始めた。この世界にも新聞があるんだなと思いながら、俺は防具屋を出る。
さあ、これで装備は整ったな。後は冒険者ギルドに立ち寄ってお世話になった受付嬢のカオルさんに挨拶してから、この街から出ることにしよう。
運が良ければスズヤさんにも会えるだろうけど……彼女は人気料理人だしAランク冒険者としても活動しているので、ギルドにいるとは限らない。もし会えなかったら、カオルさんに伝言を頼んでおけばいいだろう。
ギルドへ向かって歩いていると、道行く人がチラチラとエリを見てくる。
確かにエリは可愛いし目を奪われるのもわかるが、俺の妻を不埒な目で見るやつは許せん。
ということで、視線を向けてきた男たちを軽く殺気を込めて睨みつけてやると、一瞬ビクッとした後に視線を逸らして、何事もなかったかのように去って行った。
まったく、変な虫がつかないようにしておかないとな。
ちなみに、殺気というのは比喩でもなんでもなく、MPを相手に向かって飛ばす、れっきとした技のことだ。MPを多く込めることで、相手を動けなくすることもできる。
そうしているうちに、あっという間にギルドに着いた。
ギルドの中は、まだ午前中であるにもかかわらず酒を飲んでいる冒険者がいたり、受付の前でどのクエストを受けるのか考えている冒険者がいたりと、いつもと変わらない風景だ。
そんな彼らの横を通り過ぎる際、俺の姿を見てぎょっとした様子を見せるやつらが多く、遠くにいるやつらも、遠巻きにこちらを眺めていた。
まるで、俺がどんな人間なのか知っているような雰囲気だ。ギルドにはほとんど来ていないはずなのに、どうしてだ? 特に心当たりもないぞ。
考えても答えは出そうにないので、俺は周囲の視線を無視することに決めると、辺りを見渡してお目当ての人物を探し始める……と、すぐに見つかったので、そちらへと足を向けた。
「お久しぶりです。カオルさん」
「お久しぶりね、シンさん。今日はどんなトラブルを持ち込みに来たの?」
俺が受付業務をしているカオルさんに声をかけると、彼女は営業スマイルを浮かべてそんなことを言ってきた。
「いやいや、ギルドをトラブルに巻き込んだことなんてないですよ? そもそも自分からトラブルに巻き込まれに行ったことすらないです」
「あら、そう? 大事な大事な奴隷を連れ去られて、夜中にギルドに駆け込んできたのはどこの誰でしょう?」
「それは俺ですが……この場じゃたいしたトラブルなんて起こしてないでしょう? ただ情報を聞いただけですし」
「自覚はしてないようね……ギルドに入って気づかないの? 周りから視線を感じるでしょ?」
「確かに感じてますけど」
皆が俺のことを知っているかのような雰囲気はあるが……その理由がいまいちわかっていない。
「今ね、シンさんは二人目の勇者なんじゃないかって言われているの」
「はぁ!? なんでですか!?」
「ほらあなた、エリちゃんが誘拐されて駆け込んできた時、殺気を振りまいてたでしょう? あの時のアレが原因よ。とんでもない殺気を放つって噂が広がって、もしかしたら勇者並の力を持ってるんじゃないかって言われているわ。本物の勇者があなたの店に行ったことも広まってるしね。逆に、力がありすぎるのは魔王だからなんじゃないかって言う人もいるみたいだけど……ま、今のところは勇者説が正しいとされているわ」
「正しくないです」
「でしょうね……でも、噂は一度広まったら、取り消すことはほとんど不可能よ。噂は噂として、受け入れるしかないわね」
諦めろってことか。
何一つ事実に即していない勇者説なんて、迷惑にもほどがある。さらに魔王説まであるとは……いくら焦っていたとはいえ、ギルド内で殺気を使ったのはまずかったな。
そんなことを考えながらしかめっ面をしていると、カオルさんが問いかけてきた。
「……それで、今回は何の御用で? 記憶喪失というのは嘘でしたと言われても今更よ」
「まだ記憶は戻っていませんよ」
俺は自分が異世界人だとバレないように、ごく一部を除いたこの世界の人たちには、記憶喪失ということにしてあるのだが……嘘がバレるのも時間の問題だと思う。
あれほど派手に店を繁盛させていたら、記憶喪失だなんて言われても疑わしいよな。
「ギルドとしては、冒険者の過去に関して詮索することはルール違反になるから、黙っていても結構よ。どこぞの貴族様でも、身分を隠して冒険者をしている人もいるしね」
「それなら安心ですね」
思わずそう返してから気がついた。安心って、自分は隠し事をしていますって言ってるも同然じゃないか。
それでもカオルさんは何も言わない。本当に、過去について追及しないルールがギルド内ではあるようだな。
「それで、今日来た理由ですけど。旅に出るから挨拶をしておこうと思ってきたんです」
「旅?」
想像もしていなかったようで、カオルさんは首を傾げる。
「自分の料理を見つける旅ですね。この街じゃ手に入らない食材も見てみたいと思って」
この世界の食材で新しい料理を……なんて言ったらさすがに怪しまれるだろうからな。
「店はどうするの?」
「従業員に頼んできたから大丈夫ですよ」
「へえ、立派になったわねえ」
言いながら、カオルさんはエリの方をちらりと見る。
そういえばさっきからエリが一言もしゃべっていないが大丈夫だろうか。そう思って彼女の方を見ると、にっこりと微笑んでいる。ただなんとなく目が笑っていないような気がして怖かったので、手を握ってあげると頬を赤くした。
「あらあら、相変わらずおアツいことね」
一部始終を見ていたカオルさんが俺たちを冷やかしてくるので、エリはますます真っ赤になってしまう。
それからは、初めて俺がこのギルドに来た時のことや、カオルさんたちを店に招待した時のことなんかを話したりして、あっという間に時間が過ぎていった。
「そういえば、スズヤさんにも挨拶しておこうと思っていたんですけど……」
「あら、そうなの? 彼女なら、今日は街にいないはずだから会えないわね」
そうか、やっぱり忙しいのか。
「わかりました。それじゃあ、俺たちが街を出ることを伝えておいてもらっていいですか? それと、お世話になりました、とも」
「わかったわ、伝えておくわね。でも、彼女はAランク冒険者として色々な土地に行っているから、依頼なんかで会うことだってあるかもしれないからね、その時は挨拶をしてあげなさいよ」
「ありがとうございます。もちろん、ちゃんとそうしますよ」
俺がこの街に来れたのだって、スズヤさんがいてくれたおかげだ。直接挨拶しないのは薄情な気もするが、こればっかりは仕方ない。いつかどこかで会えるのを楽しみにしていよう。
後は……とカオルさんは言葉を続ける。
「帰ってきたら、私に料理を食べさせなさい。料理の腕がちゃんと上がったのか、見てあげるわよ」
「いや、それはカオルさんが食べたいだけじゃ……」
「見、て、あ、げ、る、わ」
俺の言葉を遮ったカオルさんは満面の笑みを浮かべているが、妙な迫力があるな。
「は、はい、わかりました」
最後の最後に料理させられる約束を取り付けられたが、カオルさんとの別れの挨拶を終えてギルドを出る。
これで、この料理の街を出る前に必要なことは終わりだな。
騎士団長で俺の店の常連のルイスにも挨拶をしておきたいが、さすがにアポもなしに会いに行くわけにもいかないから、断念する。
というわけで、門の方へと向かう俺とエリ。
門では、門番に冒険者のカードを見せるだけで街の外へ出られる。素材採取のために何度か街の外に出ていることもあって、今回も問題なく検問を通過した。
目の前に広がるのは草原。
行先である北西……魔法使いが集まるという噂の魔法都市アンセルブルの方角を見据えて、俺は一つ頷く。
「よし、行くか」
「はい、シン様」
エリの大きな返事とともに、俺たちは進み始めた。
応援ありがとうございます!
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