ひよくれんり6
高校教師の旦那様と五歳の可愛い息子に囲まれ、幸せな毎日を過ごしている千鶴。近所のカフェでのお仕事が決まり、息子との時間が減って申し訳ないと思いつつ、彼女は充実感を覚えていた。そんなある日、息子が子犬を拾ってくる。家では飼えないと宥めても、息子は飼うの一点張り。その上、千鶴は不注意で足を怪我し、仕事をしばらくお休みすることに。色々なことが上手くいかないと落ち込む千鶴。そんな彼女に、旦那様は自分をもっと頼ってほしいと優しく諭し、甘やかしてくれて――。ゆる~いふたりのあったかラブストーリー、第六章。
ひよくれんり5
子どもが生まれて五年。大好きな旦那様とやんちゃ盛りの息子に囲まれて、幸せな日々を送っている千鶴。今の生活に不満はないけれど、彼女にはある悩みがあった。「――私このままでいいのかな……」正宗さんは弓道部の顧問になり、忙しくも、充実した毎日を過ごしているし、息子の優月も幼稚園生活を楽しんでいる。それに比べて自分は、家事をこなすだけ。そんな悶々とした思いを抱えていたある日のこと、千鶴は近所の奥様から、パートをしてみないかと誘われる。人の役に立ちたい、と思った彼女は正宗さんに相談するけれど――? ゆる~いふたりのぽかぽかラブストーリー、第五章。
ひよくれんり3
お見合いで知り合ったイケメン高校教師と結婚した千鶴。幸せすぎる新婚生活を送る彼女の胸に、ある一つの不安が湧き起こる。カンペキな旦那様と、平々凡々かつ腐女子な自分。「私って、彼に相応しくないのかも……?」。そんな矢先、ひょんなことから彼の勤め先の学校で、自分が才色兼備の美女と噂されていることを知る。あまりにかけ離れたイメージに戸惑っていると、なんと旦那様から文化祭のお誘いが。迷いに迷った末、意を決して遊びに行くことにした千鶴は 良き妻と思われたい一心で奮闘し――!? ゆる~いふたりのあま~い新婚生活、第三章。