水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました 1
大貴族家に生まれた少年、シアン。彼は順風満帆な人生を送るはずだったが、魔法の力を授かる成人の儀で、水しか出ない役立たずの神具【コップ】を授かってしまう。落ちこぼれの烙印を押されたシアンは、名ばかり領主として辺境の砂漠に追放されたのだった。どん底に落ちたものの、シアンはめげずに不毛の領地の復興を目指す――。辺境領主の領地再生ファンタジー、待望の文庫化!
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました2
水を出すことしかできない神具【コップ】を授かったことにより実家を追放され、砂漠に覆われた不毛の地・デゼルトの領主となったシアン=バードライ。【コップ】の真の能力を活用して、水不足を解消したり流行り病の薬を配ったりと、領地のために奔走する日々を送る。そんな彼が次に思いついたのは、とあるレアアイテムの量産だった! 果たしてその正体とは? そしてその驚くべき原材料とは――?
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました4
大貴族の次男として生まれた青年、シアン。彼は女神様から水しか出ない役立たずな神具【コップ】を授かったせいで、不毛の領地に追放されてしまった。【コップ】の力で民を幸せにするべく奮闘していたシアンの元に、謎の三人組がやってくる。なんと彼らはエルフ族長老会のメンバーで、穢されてしまった『命の泉』を浄化するためシアンの力を借りたいのだそう。エルフ族やドワーフ族、町の人々と協力し、『命の泉』を穢す魔物の討伐に乗り出すシアン。そして予想だにしなかった出来事から、物語は最高の結末へ――!?
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました1
大貴族の家に生まれ、順風満帆な人生を約束されていたシアン=バードライ。成人の儀で水を出すことしかできない神具【コップ】を授かったことにより、役立たずの烙印を押され僻地の砂漠に領主として追放されてしまう。跡取り候補の座も美しい婚約者も失い、どん底に落ちたシアンだったが、苦しむ民の声を聞いて立ち上がる。領地復興のため、【コップ】を使って奮闘するシアン。ところがこの【コップ】にはとんでもない秘密があって――!?
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました3
大貴族の次男として生まれた青年、シアン。彼は女神様から水しか出ない役立たずな神具【コップ】を授かったせいで、不毛の領地に追放されてしまった。町の人々を悩ませていたオアシスの泉の水問題を根本から解決すべく、シアンはついに大渓谷の水源へ調査に向かう。そこで出会ったのは危険な魔物……ではなく、伝説の種族ドワーフの子供の面倒を見る一人の美しい女性だった。聞けば彼女の正体は絶大な力を持つ龍神で、泉の水源を涸らしたのは彼女の仕業らしい――!? 果たしてシアンは、龍神を説得して砂漠の水問題を解消できるのか!?
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました2
大貴族の次男として生まれた青年、シアン。彼は女神様から水しか出ない役立たずな神具【コップ】を授かったせいで、不毛の領地に追放されてしまった。覚醒した【コップ】の力を使って民を幸せにするべく頑張るシアンはある日、行き倒れの少女を保護する。介抱して事情を聞いたところ、なんと彼女は伝説の種族、大エルフと判明した。そのまま成り行きで住民になったと思ったら、今度はレア種族のドワーフまで町に住むと言い始め――!? 町はどんどん賑やかになる一方、新たな仲間たちにシアンは振り回されまくり!? 第12回アルファポリスファンタジー小説大賞「優秀賞」受賞作、待望の第2弾!
水しか出ない神具【コップ】を授かった僕は、不毛の領地で好きに生きる事にしました
「第12回ファンタジー小説大賞」優秀賞受賞作!! 大貴族家に生まれた少年、シアン。彼は順風満帆な人生を送るはずだったが、魔法の力を授かる成人の儀で、水しか出ない役立たずの神具【コップ】を授かってしまう。落ちこぼれの烙印を押されたシアンは、名ばかり領主として辺境の砂漠に追放されたのだった。どん底に落ちたものの、シアンはめげずに不毛の領地の復興を目指す。【コップ】で水を生み出し、枯れたオアシスを蘇らせたことで、領民にも笑顔が戻り始めた。その時、【コップ】が聖杯として覚醒し――!? シアンは【コップ】をフル活用し、名産品作りに挑戦したり、不思議な魔植物を育てたりして、自由に町を作っていく!