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1989年に魔術の存在が公表されてから、早29年。 科学の衰退と引き換えに、人類は魔術の智慧を高めていった。 世界トップクラスの魔術養成学園『私立樫原学園』では、世界中の未来ある魔術師が魔術を研鑽していた。  そこに現れたのは一人の転入生、伏見 和佑。  彼は、一切の魔術適正を持ち合わせていない。魔術が行使出来ない。  装備するものは、まるで見たことのない武器。  故に、彼は一部でこう呼ばれていた――――『虚無の申し子』と。  それは、所謂『科学』。  それは、所謂『古びた文明』。  しかし、魔術を制するのは果たして―――― ※最低週1話、気分がいい時は1日1話更新します。
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登録日 2018.05.02
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