松藤かるり

松藤かるり

著者プロフィール

北海道出身。他著作に「稀色の仮面後宮 海神の贄姫は謎に挑む」(富士見L文庫)がある。趣味はお酒を飲むことと野球・バスケのスポーツ観戦。「好きなひとは ちがうひとの 生きる希望」がアルファポリス「第3回ライト文芸大賞青春賞」を受賞。改題、改稿ののち、出版に至る。
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アルファポリス文庫
僕は君をあきらめない

一途に好きなら死ぬって言うな

タイトルの意味を知って涙する――

ひとりでいたい、友達なんていらない。高校生の香澄は、とある出来事をきっかけに人を信じることをやめた。地元を出ることを願い、淡々と日々を過ごす。今日だっていつも通りの一日になるはずだった。変わり者の同級生・鷺山と『例大祭の日にどちらかが死ぬ未来』を見るまでは――。突然の未来予知に動揺する香澄に対し、鷺山は冷静に『香澄を生かすために自分が死ぬ』と宣言する。なぜなら、香澄が好きだからと。意味不明な理由に納得できない香澄は、『借りを作りたくない』と言って未来を変えるべく奔走する。一匹狼の私と、秘密を抱えた君。二人の想いが重なる時――過去と未来、すべてが繋がる、16日間の恋が始まる。

■文庫本 ■定価770円(10%税込) ■2025年04月25日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
アルファポリス文庫
泣ける純愛ストーリー

君のいちばんになれない私は

主役になれないすべての人に贈る、切ない青春恋愛物語

かつて将来を約束しあった、幼馴染の千歳と拓海。北海道の離島で暮らしていた二人だけれど、甲子園を目指す拓海は、本州の高校に進学してしまう。幼い頃の約束を胸に秘めつつ、素直に気持ちを伝えられないまま、千歳は拓海を待ち続けていた。やがて三年が過ぎ、ようやく帰島した拓海。その隣には、「彼女」だという少女・華の姿があった。さらに華は、重い病にかかっているようで……忘れたいのに、忘れられない。傷つくとわかっていても、この恋を諦められない――すれ違う二人の、青くて不器用な純愛ストーリー。

■文庫本 ■定価726円(10%税込) ■2022年08月31日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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