いけお

いけお

こちらの小説を幾つか読んでいく内に自分でも書いてみたく思い、小説を書いてみる事にしました。 文才無いので多少の誤字や表現のミスはご容赦下さい。

転職

今月一杯で今働いている会社を辞めて以前居た会社に戻る事にしました、明日の午後から残っている有給を消化していくので今月の更新の数はある程度出来るかもしれません。

自分が今している仕事は警備関係です、人によっては見下してきたり誰でも出来る仕事と言われたりしますが自分から言わせればそういう人はこの仕事には向かないと思います。何故ならそんな人は人の命を預かっている意識が無いからです。

誘導灯にせよ、旗にせよ何も考えずに振るその一振りで簡単に命を奪えるのが警備員です。周囲の確認もしないでダンプを送れば平気で子供が巻き込まれたりします、貰う給料でどれだけ多くの人を被害者にしない加害者にさせないか常に考える事が出来る人が警備員には必要だと思います。

数年前、仕事の帰りに橋の欄干に衝突している軽四駆が有り救急要請や警察などへの連絡を行った事があります。助手席に乗っていた方は軽傷でしたが運転席に乗っていた方はフロントガラスにヒビが入る程の勢いで頭を強打しており呼吸はしていましたが額から血を流し目は開いたままで意識が無い状態でした。助手席の方が運転席から出そうとしましたが、脊髄を損傷しているかもしれず、無理に素人が出すと障害が残るかもしれないので救急隊が到着するのを待ってもらいそして運ばれていきましたが、その晩亡くなられました。

後日、警察の方から事故当時の状況を聞かれた際に自分の判断が正しかったかのか確認して間違っていないとは言われましたが、それでも今も悩みます。

【障害が残ってもあの時運転席から出していれば、もしかしたら命を失わずに済んだのではないか?】と

多分、答えは出ないと思います。ですが、それでもその時の判断は間違っていなかったと胸を張っていつか言える様に日々細かく注意して見られる視界の範囲を広げたり、誘導の仕方など更に上を目指しています。

最後に、こんな事を何故書いたのかというと向上心の欠片も無く入社した日と同じ様なレベルの仕事で満足してる同僚を数年間ほぼ毎日相手にするのに疲れてしまったのが元の警備会社に戻ろうと決断させるきっかけになったからです。 以上
登録日 2017.03.05 22:56

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3
2017.03.13 08:01
いけお
いけお

鴨川 京介さん、コメント有難う御座いました。

今度戻ろうとしている会社は、今月一杯で退職する会社と違い所属している人数が数百人居ますので、無気力な人や現場で作業されている方を危険な目に遭わせそうな人は、職長の権限で別の人に交代させて自分の現場には出入り禁止にして貰ったりも有る程度可能なので精神的なストレスは軽減するかもしれません。 今にして考えてみると、来月戻る会社を退職などせずにそのまま残っていた方が良かったと思えてきます。 自分がまだ新人だった頃に他社の警備員の方に言われた言葉を今は自分も更に別の会社の警備員の方にも言う時が有ります。 それは『所属する会社は違うけれど、同じ警備員の仲間だろ』です。 この気持ちを持つ人がもっと増えれば警備員全体の評価も向上していくと思いますが、自分の事で精一杯の方がほとんどですから中々難しいですね。

解除
2017.03.13 02:23
鴨川 京介

蛇足かもしれませんが…

最後に書かれている『無気力な同僚』は、どこにでもいると思います。それが初めの方に書かれている『職業軽視』にもつながってるんだろうなと思います。
元の職場に戻っても同じような人がいるかもしれません。
そんな時は、「そういう生き方もある」と、割り切ることも必要なのかもしれません。

解除
2017.03.13 02:22
鴨川 京介

初めまして。
作品のタイトルに惹かれて読みに来たんですが、作品に感想を書く前に、こちらを覗いて気になったので、コメントさせていただきます。
ここに書かれているエピソードでのあなたの判断は正しかったと思います。
結果、残念ながら亡くなられたとのことですが、これは『事故』を起こしたことで起こったことです。
もし仮に動かしていたとしても、結果は変わらなかったばかりか、あなたの判断で動かしたことで亡くなったとなれば、あなた自身がひどく責任を感じ、職場復帰も難しかったのではないでしょうか。目を見開いたままで意識がないという状態は、既に手遅れの状態だと思われます。
私も長くイベント業界で運営の仕事をしております。
その際、スタッフにレクチャーすることの一つとして、『自分の身を守れ』というのがあります。
これは、暴力や事故から身を守るのもそうですが、人の命を左右することに手を出さないようにするために言い聞かせます。
私も、現場で脳卒中で倒れたお客様がおられました。その際、数百人に取り囲まれて非難を浴びた経験があります。
私の取った行動はまさにあなたと同じ判断でした。
結果、お客様は無事だったのですが、その時同行されてた奥様から胸ぐらをつかまれ、揺さぶられ、「夫を早く病院に連れてって」と泣き叫ばれた記憶は未だに思い出していやな汗をかいていることがあります。
お客様を守ることはもちろん仕事としての第一義であることは間違いないのですが、「自分の身を挺しても」というのには限度があります。
ましてこのエピソードでは仕事中ではなく、仕事外の時間で起こったこと。
あなたが気に病むことではないと思います。
しかし、これを仕事に活かせれば、その時立ち会ったことは、無駄にならないのではないでしょうか。
危険なところには事前に手を打っておく。
緊急時の連絡体制、傷病者移送のための判断基準の確認。
そういうことが、何より必要で、そういうことの積み重ねが『プロ』になっていくことだと思います。

「気に病むことはない。」「あなたの判断は間違っていない。」といいたいがために、長文になりましたが、お許しください。

今後もお仕事、がんばってください。
もちろん、小説の方も。
応援しています。

解除
3

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