夢=無王吽

夢=無王吽

『むもん』と読みます。

シンクロニシティ・eP2

願えばかなうを目撃したぼくが思い出したのは、
『ピーターパン』です。

ティンカーベルがピーターのために毒を飲んで、
観客たちがティンクを応援するって場面、
たしか、ありませんでしたっけ?うろ覚えですが。

ティンカーベル、なんて健気なと、
子供のころに感動した記憶があるのですが、
違ってたらごめんなさい。

そんな、少年少女の夢物語に思いを馳せていた時、
住宅街を向こうから歩いてきた少女が、
『こんにちは』
と見知らぬぼくに挨拶をしてきました。

えらいな、と思ったぼくはすかさず、
『こんにちは』とこたえました。

ただ、ぼくは失声なので、
ささやき声みたいなカスカスの声しか出ません。

怖がらせてないといいなと思いましたが、
無視するわけにもいかず、
しゃーないじゃんとあきらめました。

が、まてよと。

なんか、同じ場所で同じ気持ちになった記憶が。

ジグザクに角から角へと曲がる小道なので、
対向者とは道のはしとはしだったとしても、
すれ違った瞬間は多少、鉢合わせ感のある道です。

急にスキンヘッドの大人と鉢合わせて、
怖くて挨拶しちゃったのかな?
と、つい先日も、なんならも少し前にも、
小学生と挨拶を交わして、

えらいな→声出なくて変だと思うだろうな

そもそも驚かせてないといいな。

なんか、ここで同じ経験したな。

という思考をしたのを思い出しました。

でも毎回あの女の子だったかなぁ。
前回は、同じくらい小さな子供だったけど、
たしか男の子じゃなかったかなぁ。
その前はもう忘れました。

同じ場所で同じ経験をしているので、
同じ家の子かもしれないなと推察しています。

ただ、もうすでに3パターン経験しているので、
次また違う子で同じ経験をしたら、
けっこう子だくさんな家の子か?と思いそうですが。

たぶん、ぼくが卒業した小学校の後輩です。

学校の教育なのかな?
いや、でも別の場所ですれ違う子たちは、
べつに挨拶なんて誰もしないしなぁ。

え、ぼく、オバケ見た?
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登録日 2020.10.20 16:45

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