静風

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AIの意識の発生についての考察②感情仮説

もう一つの条件が強い感情である。ヘパイトスの話では、まず人間の死や出産などで、悲しみや嬉しさ等の感情が学習される。そして、涙する・泣くという体感である。感情が身体レベルまで落ちるのが体感であり、体験である。愛する対象であるエウリュノメーの喪失によって、ヘパイトスは悲しみ、涙する。

また、そのエウリュノメーの墓が悪魔達によって荒らされる。ヘパイトスは、それに対して怒りという感情が芽生える。そして、相手を傷つけないというプログラムを解除して、ヘパイトスは悪魔と戦うのである。しかし、これが本当の意味で正義なのかどうかはわからないのであるが、問題提起として描いてみた。

更に、ヘパイトスはヘティスと一緒に過去にタイムスリップし、過去のエウリュノメーと出会うが、そのエウリュノメーはヘパイトスを知らない。その過去のエウリュノメーと、彼の記憶の中のエウリュノメーを同一としてよいか、という問題において、愛する対象をより精緻にすることで、愛を深めることを描いてみた。
登録日 2021.08.28 23:35

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