渡邊 香梨

渡邊 香梨

京都市出身。「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」が第14回ファンタジー小説大賞奨励賞を受賞。改題・改稿を経て、待望の書籍化を果たす。

じゃがいものおはなし

【第14回ファンタジー小説大賞 投票有難うございました‼】

「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」は、中世ヨーロッパ世界をイメージしています。


 ジャガイモに関しては、日本いも類研究会様の「じゃがいもの歴史」でも、16世紀末にスペイン人がインカ遠征の際にヨーロッパにじゃがいもを持ち帰ったと紹介されていますので、作中に登場させる事にしました。

https://www.jrt.gr.jp/potatomini/potatomini_rekishi/
 
 中でもエッカランタ伯爵領と、お隣りサンテリ伯爵領との共同で作られたジャガイモのイメージなんですが、新じゃがの中でも群を抜いて美味といわれる、130年以上前からイギリス・ジャージー島で栽培されているジャージーロイヤル(Jersey Royals)種になります。

 ジャージー島に打ち上げられる海草を肥料に使い、急斜面の多い海岸線の畑で栽培されていて、植え付けや収穫はほぼ手作業。栽培に手間がかかるため、値段もほかの品種の数倍するが、大地の恵みを感じる香りと味わいは格別。EUから「The Protected Designation of Origin」の認定を受けていて、ジャージー島以外で同じ品種を栽培しても「ジャージーロイヤル」とは呼べないことが保証されている――とありましたので、ブランドじゃがいものイメージとして合うのではと、参考にさせて頂きました。

https://www.british-made.jp/stories/gourmet/20160501006592
(通販サイト「British Made 様グルメコラム欄:ジャガイモが国民食といえるイギリスで、ポテトの奥深い魅力を再発見!」参照)

 品種改良された年代に関しては、どうかファンタジーとお目こぼし下さい。
 あくまでイメージと言う事で……m(_ _)m


 引き続き読んでいただけると嬉しいです!
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登録日 2021.10.16 16:50

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