渡邊 香梨

渡邊 香梨

京都市出身。「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」が第14回ファンタジー小説大賞奨励賞を受賞。改題・改稿を経て、待望の書籍化を果たす。

チョコレートのおはなし

【第14回ファンタジー小説大賞 投票有難うございました‼】

「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」は、中世ヨーロッパ世界をイメージしています。

 フォルシアン公爵領特産とし、一部の方からは「ショコラ公爵」と親しんでいただいている(^^)チョコレートの、今日はおはなしです。

 ゴディバ様のコラム「チョコレートの文化と歴史」によれば、カカオそのものは紀元前の時代から存在していて、最初の頃はカカオ豆をすりつぶし、水、唐辛子、とうもろこしなどを混ぜたどろどろの飲み物だったそうです。

 https://www.godiva.co.jp/column/about_chocolate.html

 それが16世紀に入ってすぐの頃から、アステカからスペインにチョコレートが伝わったといわれていて、もともとは薬として、また滋養のために飲まれていたのが、甘味ゼロのチョコレートドリンクは、全くスペイン人の口にあわず、そこから甘くすると言う発想に繋がったそうです。

 最初ははちみつ、砂糖の普及と共に砂糖が入れられるようになったとの事。

 17世紀に入って、ヨーロッパ全土に爆発的にその存在が広がっていったようですが、作中ではフォルシアン公爵家の祖先がチョコレートを甘くして、国中に広めようとしていると、そんな感じに設定しました。

 そのあたりはファンタジーとお目こぼしいただけると幸いですm(_ _)m


【その他参考資料】

 ロッテ様「チョコの起源と歴史」:https://www.lotte.co.jp/kengaku/choco/history/history.html
                 (チョコレートの原材料やカカオのおはなしもあります)

 ダンデライオンチョコレート様「チョコレートの歴史を知ろう」
 ⇒https://dandelionchocolate.jp/blogs/ourdays/624
 (アステカにおける当時のカカオドリンクの製造過程が少しですが分かります)


 引き続き読んでいただけると嬉しいです!
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登録日 2021.10.22 12:45

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