大森かおり

大森かおり

はじめまして! 大森かおりです。私は、とにかく児童文学が大好きです! みなさんに私の作品を楽しんでもらえるように、これから精一杯がんばりますので、応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

たった一枚のチョコレート

私は言わずと知れた、ロアルドダールさんの大ファンなのですが、「チャーリーとチョコレート工場」に出てくる、ワンカのめちゃうまチョコレート、あの板チョコを、みなさんはご存知でしょうか。

本を読んだこと、映画を観たことがある人なら、誰もが知っているとは思いますが、あのチョコレートは、主人公チャーリーの、憧れのお菓子です。

チャーリーは誕生日に、家族から、あの板チョコのたった一枚を、プレゼントされます。

残念なことに、貧乏な家のチャーリーは、そのわずかな一枚のチョコレートを、一年に一度しか食べられません。

私はそのお話を読んでからというもの、いつもなんでもないと思っていたチョコレートを、お店で見かけるたびに、「あ、これワンカのめちゃうまチョコレートみたい。おいしそう」と思うようになりました。

それから、このチョコレートを、チャーリーは年に一度、たった一枚しか食べられないんだ、と思ったら、大切に食べようと、心がけるようになりました。

そのお話を思い出すたびに、私は、いつでもいくらでも、いろんな味、いろんな種類のチョコレートを食べられて、しあわせものだなと思います。

でも、そんな私も、今日は一枚の、板チョコを買ってみました。

私は一枚のチョコレートに、なにかとてつもないロマンを感じて、つい買わずにはいられませんでした。

それをポキッ、ポキッとおって、小さなカケラにして、大事に食べるというのがたのしくて、たまりません。

たかが一枚の板チョコレート、されど一枚の板チョコレート。

誰かにとっては、大事な板チョコレート。



大森
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登録日 2021.11.02 11:43

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