夢=無王吽

夢=無王吽

『むもん』と読みます。

最終話前夜。

短編「あ・い・う・え・お」は一応、
次が最終話になっています。

もう下書きを終えて、
推敲もあるていどは済み、
公開しようかなと思ったのですが、
まだあと少し、なんとなくですが、
時間をおいてからもっかい推敲したいので、
明日、公開します。

そんで、
年末までもう一回りぐるりとチェックして、
必要があれば手直しをして、
年始の、アルファの恋愛小説大賞にあわせて、
完結させて賞に登録する予定です。

ダラダラと時間かかったなぁ。

今、公募小説のほうで、
けっこう長めのやつを書いているので、
それに時間を食われていまして。

長いということは、
そのぶん、描く範囲がでかいということで、
そうなると、
物語の土台も念入りに仕上げないと、
その上に納得のいくクライマックスがのっからず、
つまらんと、自分の書いたものを、
捨てたくなるかもしれないので、
しっかりと土台を、トンカントンカンと、
建造しているところです。

ぼくの場合、
第一次設定を決めたら、
まずは5分の1くらいの分量を、
何度も何度も、納得いくまで推敲し、
土台がある程度固まったら、
4分の1、3分の1と、
少しずつ物語を広げていきます。

最後のほうは一気に進むので、
最初の土台がイノチだと思っています。

どんなにプロットがしっかりしていても、
筋をなぞるだけだと予定調和になってしまい、
物語のためのセリフ、
作者の思う通りに動くキャラクターになってしまい、
それだと面白くないので、
土台を決めたら、ムチャクチャします。

なんとかして主人公たちを殺そうとしたり、
どこまでやったらどうなるかな? と、
実験しながらストーリーをすすめます。

だからぼくのプロットは、
バラバラなんです。

物語の枝葉の先に、どうしてかこうなるという、
予告編みたいな飛び石的な構想が並び、
なぜそう思ったのだろうと、
自分のアタマの中を探索するように、
すすめていきます。

長編になるほど主人公は大変な思いをするので、
たとえば『神銃の騎士団』では、
主人公に怒りをぶつけられるという、
恐ろしい経験をしました。

あの時は冷酷に突き放しましたが、
こんなことあるんだなと、
読み返しても不思議な気持ちになります。

なんの話だ?

ああ、最終回か。

書き終えるのは一番の快感です。
明日はそれをまた経験します。
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登録日 2021.12.26 23:39

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