よく、男女問題を書いた記事などで、
『男・女性』って書くんじゃねぇという、
クレームを見かけます。

まぁ、うーん、
正しいかどうかでいえば、
正しい意見だとは思うのですが、
やっぱり、どーしても、
『自分の属する側』に敬称つけるのって、
なんか抵抗あるんですよね。

よくテレビで、
『私たち女性は』『ぼくら男性は』
って言うのを聞くと、
なんとなくモヤモヤするんです。

客観という意味では、
どちらにもつけるべきとは思うので、
ニュースや司会者、コメンテーターは、
しかたないのかもしれません。

でも先日、
『地獄の花園』という映画を観まして、
舞台裏や舞台挨拶が、
特典ディスクに入っていたのですが、
菜々緒さんが堂々と『女、女』と、
最近あまり聞かなくなった、
呼び捨てを連発してまして。

かっけーな！　と、思ったんですよ。　

やはり自分の属する側を語るときは、
少し卑下したり、乱暴に言うほうが、
カッコイイと思います。

礼儀とか、社会的風潮は知りませんが、
相手を立てて、自分を犠牲にする姿勢は、
男女問わず、美しいなと。

クレオパトラみたいなメイクで、
ラッパーみたいなコーンロウ姿でしたが、
イカス大人だなと、
菜々緒さんに惚れました。

だからぼくは、
場面によってつかいわけますが、
こーゆー、なんでもいい場面では、
気持ちいいほうをつかっていきたいです。

なるべく、ですが。

基本、フェアに見えたり、聞こえるなら、
どっちでもいいとは思ってます。

どっちでもいいならカッコイイほうが、
いいのかなと。

目くじらたてないのが一番なんですけどね。