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「遠すぎた橋」

　生業が忙し過ぎて長らく更新できませんでしたが、やっとできました。

　まあ、この「伝染病禍」の中で仕事を失い生きる糧を絶たれて難儀している方がいるやに聞きますから、仕事があるだけ幸せだと思わねばならないと思います。

　忙しかったのは例のオリンピックのおかげで、今、ややヒマになって来たのは例の「ウクライナ侵攻」のせいでありましょう。

　言わずもがなですが、本作中「北の野蛮人」のモデルになったのはロシアです。

　誤解を解くためにあえて書きますが、筆者はロシア人もシナ人も人々はみんないいひとばかりだと思っています。ロシア民謡は心に染み入りますし、中華街の飲茶は大好きです。

　ですが、国ぶりとなると、ロシアは昔から約束を破る常習犯です。日本とも中立条約を結んでおきながら一方的に破棄して満州や樺太や千島を占領し北方四島に居座って未だに返してくれません。

　シナは「東夷西戎南蛮北狄（とういせいじゅうなんばんほくてき）」で、四方の他国はみんな夷人でケモノで野蛮で自分たち以下の下等な異民族だという「中華思想」が見え隠れしています。近年、かの国のＧＤＰの上昇によってそんな内心を恥じることもなく露わにし、あまつさえ台湾を恫喝するまでに増長して来たことを生暖かい眼で見つめる今日この頃なのであります。

　本作にはそんな筆者の日頃の想いが随所にでてまいります。

　そろそろエンディングに向かって盛り上げて行きますので、乞うご期待です。




　また、忙しくてＰＣに向かう暇がなく、アイディアばかりが浮かんでくる欲求不満の日々でしたが、そのアイディアの一つを一編の短編にしました。

「レナのレッスン」の外伝として投稿します。そちらも読んでやってください。ちなみにそちらは１８禁です。コミカル風味にしてあります。現代文学カテゴリーで「彼女のピアス」という題名です。

「遠すぎた橋」は22時ごろ。「彼女のピアス 」も同じぐらいに投稿します。

どうぞよろしくお付き合いください。