頁004×:英雄にはなれない僕等だから 中
怒る人にはいくつかタイプがあると思うんだ。
・自分の価値観に従い自分を中心とした物事の判断に沿わない事象に対して不快感を覚え、その対象を矯正する為に怒る。つまり自分が気に入らなければ否!ってタイプ
・全体の流れの中で、目的に沿わない動きをしている事象に対して修正を促す為に叱りつけ、物事を正しく速やかに終了させる為に自ら憎まれ役を担うタイプ。
…とか色々さ。
あたすを張り倒したその人は、見た目おっかない人だけどガッチガチの後者タイプで、仕事に対してものっそい真面目な人なんだ。
だから、一見ひどい扱いをされているような状況でも、すぐに『なぜそこまでされたのか』を理解する事が出来た。
あたすが作業していた場所では確かに余裕が出来ていたのかもしれないけど、全体を見ればまだまだ激戦状態の場所もあるわけで、本来ならば多少立場的に上なあたすが下の仲間を連れて移行するのが筋だ。今更言われてやる事ではない。
張り倒されるほど怒鳴られたという事は、他の場所がそれだけひっ迫していたという事。だからこそ機転を求められてもいた。その期待に添えなかったと理解できたならこの仕打ちも頷ける。
(続く)
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登録日 2022.04.04 18:21
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