横光利一 『機械』を読んだ
短いので読んでみた、機械がしゃべっているという設定なのかと思ったが、人間らしい。
饒舌な文体が鼻につくが、そういった長いセンテンスを狙っていたのだろうからいいにしても、暴力がまるっきりリアルではない。なぜまたあれだけ殴られて気絶するなり、血を流さないのか?
アタマで書いた文章。殴ったり殴られたことなどないのではないか。
まあ、それもいいとしても、主人が大金をまたぞろ落としてしまうという、リアリティのカケラもないお馬鹿なエピソードに萎えた。
落胆から酒を飲んで紛らすという流れではなく、殴り合った三人が最後には、酒を酌み交わしわかりあえたはずだったが、朝になってみると〇〇が死んでいた、こうした方がより落差があり、ヒトとは何を考えているのかわからないという感じはよく出る。知らんけど。
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登録日 2022.05.24 01:32
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