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ラノベくらい俺でも書けるという熱い気持ちが原動力です

ゲーマゲ大反省会4

https://note.com/carbon13/n/n56cc0887b0b7
carbon13さんから感想を頂きました 整理された長文ありがとうございます神
すめうじまで触れてもらっていますが、おいおいブログにもっと細かく書くので一旦ゲーマゲ部分をざっくり書きます

不明点は概ね「ゲーマー」というモチーフから演繹できるので、多分そのイメージを共有できていなかったことが問題の核心だと思います
僕はゲーマーのことを「外的な事情を無視して(傍点)、眼前のゲームにのみコミットする人種」だと思っていて、彼方はその究極です ちなみに学園編でゲーセンに溜まっていた人たちは模範的ゲーマーです

つまりゲーマーというモチーフに様々な外部性の否定が繰り込まれていて、具体的には
・反形而上学(外的な存在の否定)
・反テレオノミー(外的な目的の否定)
・反因果論(外的な原因の否定)
・反観察者(外的な視点の否定)
・反物語性(外的な動機の否定)
などがあって、彼方のキャラやストーリーもこれで組み立てられています

Q:彼方がゲームの成立を頑張るのは何故?
A:ゲーマーの欲望の対象はゲームしかないから

Q:彼方が固有の物語を持たないのは何故?
A:ゲーマーにゲーム外の動機はないから

Q:オートポイエティックな構造が要請されるのは何故?
A:観察者が存在しないゲーマーの世界観で舞台を構成できる唯一の理論だから

Q:彼方が煽りまくるのは何故?
A:ゲーマーは眼前のゲームに全力だから

Q:彼方が無罪なのは何故?
A:ゲーマーの生き方としては正しいから

Q:彼方に共感できるポイントはどこ?
A:ゲーマー仲間として

Q:世界便って何?
A:ゲーマーの世界観を押し付けるアイテム ちょっとご都合すぎたから反省してる

という感じです

最初にクリティカルに説明したのが第23・24話あたりなんですが(形而上学に興味がなく眼前のゲームしか見てない彼方)、ゲーマーじゃない人には「ゲーマーとはそういう人種である」というモチーフレベルでは伝わらず、彼方の信条というキャラレベルで解釈されたため、モチーフがまとまらずにスッキリしない感じだと思います(伝えられなかった僕が悪いです)
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登録日 2023.01.15 22:13

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