ちょっと終盤はアレですけど、マリンの復讐からの生死を隠して他国で潜伏は第一話を書く前から決めていたラストです。
もともとは、『魔皇リリィディアと塔の賢者たち』のプロットが脳内に最初にあって、でもそのストーリーはちょっと大きいのでうかつに手が出せず（現在、遅れて連載中です）。
そこでサブキャラだったティアに主役を移して本編より先に書き始めたスピンオフが
『ポンコツ妖精さんは、そろそろ転生をやめにしたい』
なんですね。
※旧題『ポンコツ妖精の旅日記　〜魔石寝台列車で行く異世界途中下車の旅〜』

で、そちらでちょいちょい出てくる『大陸で二人しかいないＳＳランクハンター』の一人クラリス皇女の、もう一人であるマリンを主人公にした外伝が今作です。

ソラ、リトルスノウ、クラリスたちはもちろん、古代竜のアストライオス、真祖の創造神・リリィもゲスト出演している今作ですが本筋とは時間軸は同一しながら別視点の物語です。

マリンとシトリンのアレは詳しく書いちゃうとR18になっちゃうので、そこは意識して抑えました。
唯一誤算だったのは、マリ・シトが肉体的に結ばれるのは最終回という構想が崩れたことですね。
でもまぁそれはそれでヨシ！

…多分ね。