『11人の贄と最後の1日』無事に完結しました！　長かったですが、最後まで駆け抜けて下さった方々、心からありがとうございます。BLとブロマンスの融合(BL寄り)でしたが、ダークファンタジー？というのか、こういう異種を絡めたものはあまりない試みでしたので、皆さんに読んで頂けるか不安もありました。

　元々はブロマンスとして書いていましたが、紫影が咲紅を愛しすぎるあまりBLに変えたという裏話があります。

　11人という数字は、蛇の目にちなんだものです。11人の贄生たちを登場させるか、それともキャラクター数人に絞るべきかと悩み、数人に絞る選択をしました。

　玄一と葵、黒羽と千歳は匂わせ程度でしたが、こちらは人を好きになる幸せを味わってほしいという思いから少しだけ書きました。

　これからも紫影と咲紅のふたりの恋や愛を、応援してもらえたらと思います！　本当に本当に、ありがとうございました！


　そして次回のブロマンスのタイトルは『シークレット・プリズン─僕たちのかけ抜けた青春─(仮)』となります。

　青春×ブロマンス×復讐×学園の、人なつっこいイケメン(千尋)×天然生徒会役員(椿)の物語です。

　千尋は椿のいる高校へ編入してきます。理由は日本を震撼させた天才ハッカー・アリウスに会うため。なぜこの秀鑑学園にいると感づいたのか。なぜアリウスを捜しているのか。

　千尋と椿の復讐の物語ではありますが、学園生活がメインとなって、青春を謳歌していきます。生徒会仲間である梶先輩や副会長の高槻といった、とっても楽しいメンバーも書いていきますので、こちらもどうぞお願いいたします！



不来方　しい