二度当て裏設定③
～紫の家族編～

【佐竹　紫】
前世のユニ。
職業：会社員
性格：そこそこ温厚、人当たりは良い方
外見：綺麗系
補足：不倫男と毒母の間に産まれたが、不倫男からは認知されていない。
実は養護施設育ち。

【紫ママ】
モラハラ家庭で育った人。
愛に飢えており、不倫男からのアプローチに靡き、果てに紫を産んだ。
愛する人との子だからこれで幸せになれると思っていたが、不倫男の方は遊ばれていただけ。
その事実に耐えきれず、紫がちゃんと媚を売らないから捨てられたのだと責任転嫁して紫を虐待した。
彼を児相に保護(本人の思考的には誘拐)されてからは酒と不摂生により、死亡。

【不倫男・紫父】
大分屑野郎。
既婚者で二人の子供がいる。
女遊びが激しく、紫ママもその一人。
彼女の妊娠を知った時も堕ろせの一点張りで、死ぬまで認知しなかった。
最終的には本妻に離婚され、高い慰謝料と養育費に苦しむ。
死因は飲酒運転での事故死。

【紫祖父】
男尊女卑思考の強いモラハラ。
女に学は不要を地で行く人で、その癖、社交性はある屑。
妻を愛しているが、身の回りの世話人部分が大きく占めている。
幼少時、両親に常軌を逸した躾をされ、守ってくれなかった母親から根底に女性への支配欲と言葉による加害欲も高く存在している。
紫の存在は知っているが、引き取りは拒否した。
娘の事は妻がきちんと面倒を見なかったから道を違えたのだと本気で思っており、妻が亡くなってから紫に身の回りの世話をさせようとした外道。

【紫祖母】
夫とは見合い結婚だが、その実、両親の店の援助という名目で売られた人。
駆け落ち失敗により、恋人の足に障害を負わされ、次は殺すと脅された事で、彼女は恋人を守る為に結婚した。
その後、恋人は思い出の地で自殺しているが、彼女はその事実を知らない。
ＤＶ被害者。
夫との子である紫ママに関しては、複雑な感情を抱いていた。
けれど彼女の死後、紫の存在を知ったからは唯一、紫の家族でいようとした人。夫に内緒で紫の様子を見に行ったり、知人を介して手紙のやり取りをしていた。
本人的には紫と一緒に暮らしたかったけれど、その場合、紫が夫の被害を被るのを分かっていたので動けなかった。
脳卒中により、亡くなっている。