風鈴

風鈴

執着と溺愛、可愛い受ちゃん達が大好きな読み専ですが、思う所があって投稿にも興味ありの今日この頃ですが、いつ出来上がるかが自分でもわからないんですが、投稿目指して頑張っています

リュウールのバレンタイン大作戦《2025》その1

リュウールのバレンタイン大作戦その1

リュウールが、バラ園の奥の東屋で本を読んでいると、上級生と同級生がやってきた。
「先輩、私、先輩の事好きなんです。このチョコレート受け取ってください」
同級生の真剣な顔、先輩は、一言
「ありがとう、本当に僕で良いの?」
先輩は驚き、同級生は真っ赤な顔で頷く。
「わかった。付き合おう。このチョコレートは大事に食べる。新学期になって高等部の食堂で一緒にランチを食べよう」
「ありがとうございます、高等部のランチ楽しみにしていて良いですね」
「勿論だよ。あと2か月待っているよ」
先輩と同級生が、バラ園を後にする。
リュウールは、横で昼寝をしているミッシェルに
「なぁ、高等部のランチって何?」
「はぁー、リュウールは、知らないの?高等部になったら、Ωと女子はどこで勉強するかは知っているだろう」
「マリア棟だろう」
「正解、隔離される訳でそれでは、自由恋愛できない、番も見つからないだろ。それで、出会える機会を提案する為に高等部のランチを高等部の食堂で全員で取るんだ。ある意味集団見合いだなぁ」
「えっ、それじゃクラーブと会えるし食べれるんだな。楽しみだなぁ、話しもできると思えばあと少し我慢できる」
「リュウールの帰結点はやっぱりクラーブ様か、そうだよ」
「嬉しい、ありがとう、あっそうだ、チョコレートは何?」
「あれは、2月14日だからだろう」
「2月14日?」
「本当に、勉強以外は世間知らずだな君は」
ミッシェルが、苦笑する。
「悪かったなぁ」
リュウールが、拗ねながら言う。
「聖バレンタインだよ。好きな人に告白する事ができる日で、チョコレートや花束を持って告白するんだよ」
「あぁ、接見禁止が無かったら良いのに」
「来年だったら大丈夫だろう」
「来年ってまだまだ先ですだよ。早く来ないかなぁ。来年までしっかり覚えておかないと」
予鈴がなりリュウールとミッシェルは東屋から出て行った。
その日、リュウールが、帰る為に馬車へ乗ると、薔薇の花束とチョコレートがあった。そして何より彼の匂いがする手紙が置いてあった
Every time I think about you, I smile
嬉しくて、お菓子は、いつもはアリスにあげるが渡さなかった。ひとり彼を思い出しながら、ゆっくりとバラを観ながらチョコレートを食べた。



コメント 0
登録日 2025.02.13 22:42

コメントを投稿する

1,000文字以内
この記事に関するコメントは承認制です

ログインするとコメントの投稿ができます。
ログイン   新規ユーザ登録

0

処理中です...

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。