長雨弥生

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あと3本ほどほっこり・じんわりにエントリー予定です

 歴史には全く明るくないので、その次に開催されたほっこり・じんわり大賞にエントリーしようと思って5月下旬から準備をしていた。狙った受け取り方をしてもらって、狙った感想を持ってもらうというのが難しいと感じながらの準備だった。
 実はまだほっこり・じんわりがよくわかっていない。ので、『狼になれなったルゥ』は子供向けになっている。
 いつものスタイルとして、ぼんやりとは大筋を決めるものの、五里霧中を直走ってなんとか形になることが多い。読むように書いている。そのスタイルでないと、オチはどうなるんだろうって自分がワクワクできないからちょっと苦戦する。今書いているのがそうだ。
〇『蜃気楼を名乗る男に出会った話』について少し。
 7つまでは神のうち、という言葉がある。
 要するに昔は7歳以下の子供は死にやすかったのでそのつもりでいろという親に対しての警告なのだが、これは現代にも言えると思う。案外子供って、大人の簡単な一言で自分の根幹のようなものがぐらつきやすい。子供の頃に言われた言葉が一生のトラウマになっている方は多いと思う。
 これはそういう高校生の主人公、宏の話。シンの本名は特に決めていない。仮の設定もない。
〇『狼になれなかったルゥ』についても少し。
 あれは『チリンの鈴』という映像作品にインスパイアされて書いたものなのだが、『チリンの鈴』よりは戦争色を大いに薄め小学生~中学生辺りをメインターゲットとして現代的に、そして教育的になっている。『チリンの鈴』を観ていただければ、内容をやや掠めてはいるものの全く違う話だということがお分かりいただけるだろう。
 話の流れで未成年飲酒を勧める大人が出てきてしまったのは、反省。
 それが悪く受け取られるかもしれないことに気づいていたし、実際アニスシードにしようか迷った。しかし犬飼いの人ならばアニスシードでわかってもらえるかもしれないが、アニスシードという単語でどれだけの人がわかってくれるだろうかと思い、『わかりやすく不健康であり子供にとって魅力的であり大人の嗜むもの』の象徴として酒になった。まあ現実って清く正しくなくって、未成年飲酒を勧めてくる大人ってゼロではないので、啓蒙的に読んでいただけるとありがたい。
 そういえば三題噺で書いているのに気づいて、疑問を持ってくれた方もいるかもしれない。それについては追々。
登録日 2025.06.01 15:44

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