【最終話更新】花の画葬師と氷壁の閣下が捧ぐ 甘美なるアルス・アマトリア
『花の画葬師と氷壁の閣下が捧ぐ 甘美なるアルス・アマトリア』最終話を更新しました。
物語にお付き合いくださった皆さま、まことにありがとうございました。
本作は『高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』の主人公イオネとアルヴィーゼの第一子オクタヴィアンの物語です。
オクタヴィアンは父親に似ているようで、実は母親からの影響が強いのです。
探究心の強さ、勤勉さ、自尊心の強さ、理想的な自分でいることを自らに強いるようなところは、イオネから受け継ぎました。ついでに欲深さはアルヴィーゼから。コルネールの血です。
オクタヴィアンが出逢ったシュゾン・ブラヴェルは、自我が強いくせにいつでも死ぬ準備ができているような、ちょっと不思議な女性です。
自分が自分でいることを決して辞めない強さの中に、脆く儚く、今にもどこかへ飛んで行ってしまいそうな危うさを持っています。
その矛盾が、オクタヴィアンを強烈に引きつけたのかもしれません。
そしてシュゾンはオクタヴィアンとのふれあいを通じて、初めて自分の命の価値に気付きました。
誰かを強く想うこと、それによって自分が変わっていくことも、愛のなせるみわざなのです。
みなさまの心にも素敵な物語が紡がれますように。
若島まつ 拝
✵現在、『おしかけ小鳩に蜂のみちびき』他コミカライズ準備中です。
✵並行して新作ものたりのたり執筆中。いつ公開できるか不明ですが、またお目にかかれますよう。
物語にお付き合いくださった皆さま、まことにありがとうございました。
本作は『高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』の主人公イオネとアルヴィーゼの第一子オクタヴィアンの物語です。
オクタヴィアンは父親に似ているようで、実は母親からの影響が強いのです。
探究心の強さ、勤勉さ、自尊心の強さ、理想的な自分でいることを自らに強いるようなところは、イオネから受け継ぎました。ついでに欲深さはアルヴィーゼから。コルネールの血です。
オクタヴィアンが出逢ったシュゾン・ブラヴェルは、自我が強いくせにいつでも死ぬ準備ができているような、ちょっと不思議な女性です。
自分が自分でいることを決して辞めない強さの中に、脆く儚く、今にもどこかへ飛んで行ってしまいそうな危うさを持っています。
その矛盾が、オクタヴィアンを強烈に引きつけたのかもしれません。
そしてシュゾンはオクタヴィアンとのふれあいを通じて、初めて自分の命の価値に気付きました。
誰かを強く想うこと、それによって自分が変わっていくことも、愛のなせるみわざなのです。
みなさまの心にも素敵な物語が紡がれますように。
若島まつ 拝
✵現在、『おしかけ小鳩に蜂のみちびき』他コミカライズ準備中です。
✵並行して新作ものたりのたり執筆中。いつ公開できるか不明ですが、またお目にかかれますよう。
コメント 0件
登録日 2025.06.07 09:26
0
件
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。