冴木 悠宇

冴木 悠宇

ちょっと泣けて、すこし笑えて、最後に肩の荷がふっと下りる そんな物語をこっそり紡いでます。正義も、救いも、ヒーローも。 現実にはいないかもしれないけど物語にはいる。 だから私は今日も物語を書いてます。

第5話それぞれのスタートライン!に寄せて。

この物語は、登場人物の二人がそれぞれの場所で「始まりの瞬間」に立ち会うお話です。

ひとりは、再起を賭けて新たな職場で責任を背負い。
もうひとりは、初めての場所で期待と不安を胸に一歩を踏み出す。

同じ空の下で環境も立場も違う登場人物たちが、同じように「これから何が起こるのか」と胸を高鳴らせている姿は、とても小さな日常の風景でありながら、きっと誰もが一度は通ってきた人生の岐路でもあるはずです。

書きながら思いました。
スタートラインは、いつも華々しいものとは限らない。
むしろ、疲れていたり、寒かったり、泣きたいくらい心細かったり――。
それでも人は、初めの一歩を踏み出すんです
そんな瞬間に寄り添いたくて、この物語を書きました。

もし、あなたが今、少しでも不安な気持ちを抱えていたら、
この物語のように、そっと空を見上げてみてください。
そして、自分だけのスタートラインに静かに立ってみてください。
あなたの一歩が、どうかあたたかい道へとつながっていますように。
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登録日 2025.07.31 22:45

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