という事で、第４章が完結しましたー！
前々回の活動報告にも書きましたが、今回はハツの物語です！
詳しく書くと盛大なネタバレになってしまいますが、ジークや仲間達を巻き込んだ彼の復讐劇を描くにあたり、相談に乗ってくださった方を始め、この物語を読んで下さる方々に感謝を申し上げます。

実は、前にも書いたように私はキャラクターを掘り下げて心理描写を主に書くことが得意な作風です。
それにあたり、ジーク側の心境に感情移入する事は簡単にできますが、誰かを憎み、どうしようもなくなってしまったハツの方はなかなか入り込むことが出来ませんでした。
入り込むあまり、胃が痛くなっちゃって一週間ずーっと同じところを書いていた部分もありますし、真顔でPCの前に二時間くらいいたこともあります。
私にとってそれくらい苦労したお話でもあり、思い入れも深いものとなっています。

書き始めはどういう人物なのかはっきりしなかったハツが、今はしっかりと捉えられているので今となっては第４章が一番お気に入りだったりもします。

あえてあの子とハツを対比させた描写も多く、全体を通して苦しみながらも前を向く、という事をテーマとしたお話でもありました。

最後に、このお話を読んだ方の心に少しでも残ればな、と思います。

第５章の開始は１０月辺りになると思います。次回はシャオロンがメインとなるお話です。
よろしければ、またお楽しみいただければ幸いです！
ありがとうございました。