なんですよね、モヒモスを端的に表すと。私は随分と難しいものを書こうとしてるんだな！？

ああいう導入を選択してしまったからには、紅さんはお腹を痛めてヒュモスという種族のために好きでもない男の子供を産み続ける未来からは逃れられないし、翠ちゃんはそんな彼女をただ受け入れて見守って心を痛めるしかないんですけど、それでも私はハッピーエンドを諦めていません。
完全無欠のハッピーエンドは無理でしょう。だって、私の思うハッピーエンドは紅さんが繰り返し翠ちゃんに言っているように『したい事をする』が叶う未来です。
彼女は自由奔放に見えて、役割からは決して逃げない人なんですよね。したい事をする傍らしたくない事もきちんとしている。
翠ちゃんもそんなもの放棄しちゃえば良いのにと思いつつ強硬手段は取れない。紅さんがちゃんと自分の意志で種族に尽くしてる事を知っているから。
でも、二人がまだディスアドバンテージだと思ってる同性同士・異種族同士だという点。ここを活路にできると思うんですよ！同性同士で異種族同士で紅さんと翠ちゃんだからこそ二人で幸せになれるんだぞって思える展開が書けそうな気がしてきたんです。
たぶん翠ちゃんが紅さんを救うんじゃないかな。翠ちゃん自身は紅さんに振り回されてるって思ってるだろうけど、翠ちゃんもなかなかズケズケ言うしすでに相当紅さんに影響を与えてるはずです。
キーになってくるのはやっぱりマダム・ルージュでしょうね。というかしたい！
聞いてくれてありがとう。おやすみなさい！