橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と悪魔の研究』更新しました!

最新話『第57話 死にかけた街が息を吹き返す時』更新しました!
三郎の遺体の乗った警察車両をかなめは涙で見送った。
そこにはいつもなら人の死を皮肉って見せる戦闘狂の面影は無かった。
タバコを吸って来ると言ってかなめは立ち去る。
そんなかなめを置いてランとカウラは状況の分析を始めた。
カウラは替えが効く人身売買組織の幹部を殺す理由は厚生局に無いと指摘した。
ランもまた、自分達が厚生局自慢の武装組織の妨害も受けずにここまで来れたことから見ても三郎は私的な怨恨か主義主張によって殺害されたのではと推測した。
そして三郎が死の間際まで手にしていた携帯端末を手にする。
確かに厚生局ならば自分達との連絡記録が残っているこれを現場に残すわけが無い。
やってきた駐留軍の士官にランは携帯端末を渡し分析を依頼した。
街にあふれる本来はこの『租界』に入れないはずの東都警察の車両を見てカウラは同盟軍事機構の威光に感謝した。
そしてこれまでこの無法状態を放置してきた駐留軍の治安責任者が更迭されたことを告げた。
金と暴力の支配はこの街から去り、ただの貧しいだけの街が残った。
誠にはその貧しさも変わるかも知れないと願うしかない自分の無力さを痛感した。

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登録日 2025.12.27 19:42

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