橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と悪魔の研究』更新しました!

最新話『第58話 殺人者の幸福論』更新しました!
事件現場近くの車の中で二人の男が騒ぎが収まるのを待っていた。
後部座席で血にまみれたトレンチコートに目をやるのは三郎を斬った男桐野孫四郎。
そして運転するのは以前誠を襲った『革命家』北川公平だった。
北川は使い捨ての法術師の調達先など斬る必要は無かったと愚痴った。
それに対し桐野は人買いを職業として認めない自分は良いことをしたと言って笑った。
桐野にとっては人を斬るのは挨拶のようなものだった。
騒ぎが収まると北川は車を発進させた。
貧しい冬の街に朝が訪れようとしている。
北川はこの街で暮らすようになって学生活動家時代の正義感がよみがえり都心部での騒ぎに胸のつかえがとれたという。
しかし、桐野にとってはこの人斬りが自由に生きられる街が天国だという。
北川は皮肉でそれならば外の世界でも警官ごと斬ればいいだけの話で桐野にはそれくらいのことはできると言ってみた。
桐野はそれを本気にして笑ってその方が幸せだろという。
北川達は今回のコンペで厚生局が無様に負けたことであの場所をコンペの会場に指定したカーンから多額の資金を得ることに成功した。
後は厚生局が追い詰められていく様を高みの見物を気どり、どうしても手を貸してほしいというのなら厚生局から別の金を貰って証拠の隠滅を手伝ってやる等状況だった。

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登録日 2025.12.28 20:04

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