最後までお読みいただき、ありがとうございました。
　前作とは違う無骨な物語に、最後まで付き合って下さったあなたへ、まずは心から感謝を。
　
　本作は、カイルがぐいぐい動いてくれたので、書き手としても楽しい時間でした。
　今回のテーマは「強い男」。
　結果、物理的に強くなりました……。
　俺たちの戦いは続く、的な終わり方をしましたが、結構書いていて楽しいので、そのうちに続編を書くかもしれません。
（ひかそばも獅子鬼も続編を考えてはいますが、新作に気を取られたら遅くなるかなと思います。）

　書く時期は未定ですが、
　まだまだカイルとルシオンのトラブル続きの日常も、騒がしい騎士団との生活も、二人の甘さも続きます。
　
　さて、アルセインやリオの事が気になってくださった方向けに裏話を少しだけ。

　※裏話として、少し踏み込みます。
　
　アルセイン：
　この世界線→カイルと結ばれる事はない。納得がいくとしたら、自分を守って目の前で死なれる事。果たされないが、リオが居るので安定している。
　ルシオン・リオが居ない世界線→ここまで狂気的にはならないので、カイルは一度逃げるも捕まって絆されて結ばれる可能性あり。
　ルシオンが居ない世界線→カイルが絆されるか、リオと共同でカイルを追い込む可能性あり。

　リオ：
　ルシオンが居て、かつカイルとパートナーにならない世界線→国外逃亡し、二人で世界中を旅して、その内カイルが絆されて結ばれる可能性あり。

　どちらにしろこの世界線ではカイルと結ばれないのですが、凹凸が噛み合っている分、二人で幸せになると思いますのでご安心ください。
　
　また、次回作については未定ですが、明日BLではないNLの短編を一本投稿予定です。ひかそばで果たせなかった短編欲を満たすためにNLになりました。
　約一ヶ月半、ひかそば、獅子鬼、短編書き上げ、そして公開と突っ走り過ぎたので、次作は一作に一ヶ月か二ヶ月か、余裕をもって挑もうと思います。
　たまに活動報告やXを覗いていただけますと幸いです。

　では。
　思えば何かと戦ってばかりの無骨な作品でしたが、楽しんでいただけたなら嬉しく思います。

　読んでくださったあなたの毎日にも、強さと幸福がありますように。
　ありがとうございました。