アサバハヤト

アサバハヤト

台湾・台南市生まれ。一時期は神奈川県民でしたが、独身と共に江戸へ帰還。心の中では「江戸よ、私は戻ってきた」と叫んでいます。その分、物語を書く時間と、自分自身に向き合う時間を取り戻しつつあります。

気まぐれに書いた『閻魔』の言葉

いつもお世話になっております。
「刀には竜、花は咲かず」(以下「刀竜花」)の作者、アサバハヤトです。

寒かったり暑くなったりと、季節の変わり目で気温の変化が激しいこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、気まぐれに、本編に登場した裏組織「閻魔」のキャッチコピー……のような文章を書いてみました。

とはいえ、本編のどこに入れればいいのか思いつかなかったので、とりあえず近況ノートにこのまま残しておこうと思います。

私個人としては、これから一時間ほど筋トレをして、午後はホームレスみたいにもちゃもちゃ伸びた髪を整えるために、近所のスピードカットを探しに行ってまいります。

ここまで読んでくださった方、引き続きよろしくお願いいたします。

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 俺たちは、自分の意志でこのくそったれな世界に生まれたわけじゃない。
 散々苦しめられ、壊され、自分の存在そのものが間違いであるかのように、嫌というほど思い知らされてきた。

 誰が絶望していようと、誰が死にかけていようと、明日は来る。太陽は昇る。日常は回っていく。
 暗闇の中に救われていない魂があろうと、涙の一滴すらくれないまま。

 だったら、もう守るんじゃない。壊すんだ。
 誰の手にも頼らず、誰にも期待せず。
 自分の意志で、邪魔する悪意を殺して、殺して、殺し尽くす。一人も残さず、皆殺しだ。

 歪んだままでいい。目を背けず、止まらず、妥協もしない。俺たちの進むべき道が、思い描いた「あるべき姿」になるまで。
 俺たちの「筋」が通用するその時まで。

 俺たちは善人じゃない。決して正義などとは名乗らない。
 悪をもって悪を制す。これこそが「閻魔」だ。

 この世界に、悪が俺たちしかいなくなるまで。
 自分すら殺して、終わる。

 それが、俺たちの名誉であり、生き様だ。
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登録日 2026.03.15 11:23

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