Taku

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人の仕草や沈黙の奥にある揺れに惹かれ、都市の片隅を歩きながら、日常に潜む違和感や秘密の気配を拾い集めている。 言葉よりも、その前に生まれる間や視線の動きを物語にしました。

『彼女の時空』:観測者としての作者から未来の先読み➁

作者として今を観測しながら、身近な出来事から少し先の未来を想像する中で、小説の構想を考える過程で感じた日常の『小さな違和感』と『その未来』を拾い集めてみました。

【現在のバグ(初期症状)】
「写真や動画を見返すと、実際の記憶よりアプリが自動で作ったまとめ動画やAIキャプションの印象が強くなって、本当に自分で覚えていた出来事なのか分からなくなってきた。」

【100年後のシミュレーション】
「やがて人間の記憶は、外部の記録と完全に融合する。自分の人生の出来事すら、最適化・補完・美化されて提示されたバージョンが『本当の記憶』として定着する。『自分で体験した』という実感が薄れ、記憶の主権を失った人間は、自分の過去さえ他人の物語のように感じるようになる。」

【観測者の独白】
「この思い出は、本当に私のものだったのか。」
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登録日 2026.04.13 07:48

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