歩人

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「追放先は廃旅館でした」完結のご報告と、これからのこと

このたび、「追放先は廃旅館でした——前世は旅館コンサルの令嬢、今度は自分の手で王国一の名宿を作ります」、第72話をもちまして、一旦の完結を迎えました。

ここまでお付き合いくださって、本当にありがとうございました。

追放の朝、手帳だけを握って馬車に乗ったセラが、全室に灯りの灯った宿の前に静かに立つまで——。長い谷の旅に、これほど多くの方が一緒に歩いてくださるとは、書き始めた頃の私は想像もしていませんでした。

ブックマーク、評価、そして感想。そのひとつひとつが、執筆の夜を灯し続けてくれた灯りでした。本当に、本当にありがとうございます。

そして——「一旦」と書いたのには、理由があります。

実は今、**番外編**を準備しています。
本編では描ききれなかった、あの人たちの「その後」を。

・銀泉楼を旅先で語り広げる、行商人ヘルマンの旅
・小さな窓口で、もう一度やり直すディートリヒの日々
・リュカが、初めて「師匠」と呼ばれる日
・そして——セラとノアの、あの続き

書きたい余韻が、まだたくさん残っているんです。

さらに、もう一歩。
銀泉楼のその先、谷の外に広がる世界の物語も、今あたためています。あの導管術は、本当にヴィクトール一人の仕業だったのか。ノアが故郷リンドヴァルに残したまま、まだ終わっていないもの。「女将」になったセラの前に、次に何が待っているのか。

もしかしたら、近いうちに連載を再開するかもしれません。
銀泉楼は、まだ店じまいではないようです。

まずは番外編から、少しずつお届けしていけたらと思っています。

最後にもう一度——ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
よければ、これからの銀泉楼にも、お付き合いいただけたら嬉しいです。

銀泉楼は、いつでも皆さんをお待ちしています。

歩人
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登録日 2026.06.03 15:55

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