相川ヒゲ

相川ヒゲ

【連載中】 「 IURA-異浦なんでも相談所」 よろしくお願いします。 他の小説サイトでも投稿しています。

なぜ「その幽霊」だけが見えるのか?

連載中のホラーミステリー『IURA-異浦なんでも相談所』から、
物語の幕開けとなる「第1章」についてご紹介させてください。

●第1章「記憶の無い男」あらすじ

事故に遭い、一切の記憶を失ってしまった男。
自分が誰なのかも思い出せず、身元を示す持ち物もないまま、無料低額宿泊所で孤独な日々を送る彼をさらに苦しめていたのは、自分にしか見えない「不気味に笑う二人組の男」の幽霊だった。

自分が狂ってしまったのではないかと怯え、病院の待合室で項垂れる彼に、ある日「もしかしてあそこにいるものが見えているのか?」と声をかける人物が現れる。
その人物は、『異浦なんでも相談所』の調査員を名乗る白椛しらかば 祐介ゆうすけだった。

自分以外にも幽霊が見える存在に出会えたことに安堵した男は、白椛しらかばに誘われるまま、殺人事件の現場から引き取られた曰く付きの鏡台の回収に同行することになる。

しかし、その日を境に男の周囲で不可解な現象が加速していく。
身に覚えのない荷物として自室に突如届けられた鏡台と、鏡の中から助けを求めて絶叫する女たちの姿。
そして、今まで距離を置いていたはずの二人組の幽霊が、明確な意思を持って男へと迫り始める。
彼らはなぜ、男にしか見えないのか?
幽霊たちは男の「失われた記憶」とどう関係しているのか?
白椛の鋭い推理が男の過去を紐解いていくとき、決して思い出してはいけなかった【衝撃の真実】が浮かび上がる――!
異浦なんでも相談所の始まりを描く、予測不能のオカルト・サスペンス!

・・・

幽霊や妖怪の存在は、一体いつから見えるようになるのでしょうか。
生まれたときから見える人。ある日、急に見えるようになる人。
もし「急に」見えるようになったのだとしたら、その分岐点には一体どんなきっかけがあったのだろう?

よく実話怪談などで聞くのは、「常に幽霊が見える人」よりも、「その体験のときだけ怖い思いをした人」の話ですよね。
ずっと見えるのか。
急に見えるようになって、その後もずっと見えるのか。
それとも、そのときだけ見えるのか。


『IURA-異浦なんでも相談所』は、毎週木曜日に最新話を更新しています。
仕事終わりや夜のまったりタイムのお供に、ぜひ覗いてみてください!
登録日 2026.06.13 10:29

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