志摩 伊純

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ネット社会の隅っこに生息している小者です

『エルダニア大戦記』第39話「東からの報せ」更新しました

第3章 第39話「東からの報せ」を更新しました。

今回は、旧ハルヴァ砦攻略戦の後処理から、次の戦場への転換回です。

旧ハルヴァ砦が落ちて三日。
白い椀の旗はもう砦の上にはなく、投降者の多くも後方やノトスへ送られています。

それでも、まだ仕事は残っています。

数を合わせる。
重傷者を下げる。
組を混ぜない。
荷車を回す。
奥側の橋はまだ荷車を通さない。

勝った後にも、軍はすぐには止まりません。

兵たちの間には、少しずつ帰り支度の気配が出ていました。
東南の灰衣は、これで終わりに近い。
そう思える空気もありました。

けれど、港都ルミナから届いた報せが、その空気を変えます。

帝国中央からの要請に、ルミナ沿海伯家が応じる。
東部へ兵を出す。

東部グランヴェル平原は、帝国直轄の穀倉地帯であり、灰衣大乱の火元です。

ノトスも、旧ハルヴァ砦も、白い椀の旗も、粥場も、投降者の列も。
アズールたちが見てきたものは、灰衣大乱のすべてではなく、東から流れてきた端でした。

ロドリック軍務長は、東南を空にせず、守備を残し、損耗した家を戻し、荷駄と人足と馬と車を数えるよう命じます。

東部で飢える軍は、戦う前に負ける。

今回も、槍だけではない戦の話になっています。

アズールたちは、オルステッド隊の預かりとして東へ動くことになります。
東南の戦いは終わりに近づいている。
けれど、灰衣大乱はまだ終わっていない。

そんな回です。
よければ読んでいただけると嬉しいです。

まだ第3章途中ですが、ここから少しずつ戦と国づくりが広がっていきます。
まとめ読み用のブックマークも歓迎です。

本編はこちら:
https://www.alphapolis.co.jp/novel/275762966/667060469
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登録日 2026.07.05 17:36

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