志摩 伊純

志摩 伊純

ネット社会の隅っこに生息している小者です

『エルダニア大戦記』第40話「洗礼」更新しました

第3章 第40話「洗礼」を更新しました。

今回は、東部グランヴェル平原でアズールたちが最初に受ける洗礼の回です。

旧ハルヴァ砦を発って七日目。
オルステッド隊は、東部支援軍本隊より先に出て、道や橋、倉、荷の通りを確認していました。

大きな戦をするためではありません。
本隊が詰まらないように、荷と道を見るためです。

けれど、その道で避難民の列が詰まります。

荷車が横を向き、馬が暴れ、子供が泣き、煙が上がり、笛が鳴る。
そして隊列は、前後左右から少しずつ切られていきます。

東南で見てきた灰衣は、白い椀の旗の下に集まる大きな群れでした。

けれど、東部の灰衣は違います。

見えない場所から道を塞ぎ、荷を裂き、声と旗を断ってくる。

アズールは仲間たちと離れ、カインに腕を引かれながら、畑と用水路の中へ逃げ込むことになります。

今回のアズールは、強くありません。
剣を抜いても手は震え、どうすればいいか分からない。

それでも、泥を投げる。
叫ぶ。
体ごとぶつかる。
カインが動ける一瞬を作る。

勝つことではなく、生き残ること。
そして、生きていれば探せるということ。

第40話は、そんな泥臭い回になりました。

よければ読んでいただけると嬉しいです。

まだ第3章途中ですが、ここから少しずつ戦と国づくりが広がっていきます。
まとめ読み用のブックマークも歓迎です。

本編はこちら:
https://www.alphapolis.co.jp/novel/275762966/667060469
コメント 0
登録日 2026.07.06 17:50

コメントを投稿する

1,000文字以内
この記事に関するコメントは承認制です

ログインするとコメントの投稿ができます。
ログイン   新規ユーザ登録

0