橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と低殺傷兵器』更新しました!

最新話『第32話 『負け犬は死ね』』更新しました!
かなめの言うどんな人間にでも部屋を紹介するという不動産屋は路地の奥にあった。
誠が目にしたのには立地が商売をするには向かない場所にある立派な不動産屋。
その前には前職が甲武では軍に入る前は本物のヤクザだった司法局本局の明石の車によく似た趣味の車が止まっているのを見て誠もこの店はやくざが金を出して通常営業している店だと分かった。
店に入ったとたんに一斉に店員が立ちあがり統制を取れた号令で挨拶をする。
かなめはこういう店が暴力団系の店の特徴だと誠にささやき指でこの会社の社訓を指した。
そこに書かれていたのは『負け犬は死ね』の文字。
普段は普通の不動産屋から嫌われている同業のヤクザや外国人、そして法術が公になってからは新たな顧客で大儲けだろうとかなめは笑った。
そんなかなめの態度を見て明らかに普通の警官と違うと店も感じたらしく本物のヤクザにしか見えない男がかなめに絡んできた。
かなめは男に三回『納税者』と持ち上げた言葉を並べて挑発する。
怒った男がかなめに殴りかかるも戦闘用サイボーグのかなめの敵ではなく一瞬で組み伏せられた。
その男の顔を見てかなめはかつて地球圏への薬物密輸ルートを巡りかなめの所属する甲武陸軍とこの男の組が対立した時に雑魚として見かけた鉄砲玉だと笑った。
男もやくざの大物を何人も暗殺事務所を爆破した経験者のかなめの噂は知っていてあくまで下手に穏便に済まそうと二階の応接室に案内すると言い出した。
ここからがかなめの得意の交渉の世界だった。

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登録日 2026.08.01 20:18

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