JOS男

JOS男

読んでくれた方に、いっぱい感謝です!! 健康とBLと牛タンと添い寝だ。

「マスク」妖怪✕人間ラブコメディ

「マスク」という短編BL小説の宣伝です!

完結済みですし、サクッと読めますので、ぜひお願いします……

恒例のミニ紹介小説。

◇

「──ふたり一組になって体操してください」

 オレンジ色の体育館に、体育教師の声が響く。
 こういう、ふたり一組の声掛けがあって相手を選べる時は、准はもちろん。

「まーーちーー」

「長っ、デカ」

朝の挨拶と同じく、タックルしつつ町に突っ込む。紺のジャージから覗く肌がまあ、なんともたまりません。体育大好き。
 それはさておき、まずは柔軟。つるつるの床に足を広げて座った町の背中に手を添える。

「じゃ、押すぞお」

「んー」

気の抜けた返事とともにぐっと容赦なく押すが、かなり体が柔らかい町は、まったくうんともすんとも言わなかった。痛くて涙目、なんてのを期待してたわけでは決して、ないけども。
それから右左へと体を倒し、足を閉じたバージョンもしっかりやった。昔、体操をサボって運動をして、思いっきり足の筋を痛めたことがある。あのときのことは今でも、いい教訓になっていると思う。町には、怪我をしてほしくない。

「交代」

「はーい。優しくしろよ〜」

「お前硬いからな」

そう言って足を伸ばした瞬間、まったく優しくない力で前へと押し出され、太ももの内側に激痛が走った。

「いっ!ちょ、町、まちくん、タイムタイム!!」

「体操はちゃんとやらなきゃ、だろっ」

「あぐっ、あ、やばい!やばっ……」

痛みで泣きそうになりながら床をバシバシ叩く。これはこれでいい……いやよくない。めちゃくちゃきつい。
なんとか首をひねり、町の目を見つめる。

「……冗談。さっき、結構容赦なく押されたから仕返し」

その声とともに解放される。まだ痛い。足をさすりながら苦笑いした。

「実際やってたら冗談じゃねーじゃんか!?」

「ふっ、悪い悪い」

 くっ、笑顔が可愛い。これが惚れた弱みってやつか。結局、町はそれから強く押してくることはなかったが、右へ左へなりながら、その優しさに余計心臓が痛くなるのだった。

「町ってなんでそんな体やらかいの」

「風呂上がったらやってる」

「い、いい子だ……」

◇

少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
二度目ですが、是非本編もよろしくお願いします!

作者の独り言 :⁠0
 文字数が足りないので今回はナシだ!です!
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登録日 2026.08.27 06:55

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