『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と低殺傷兵器』更新しました!
最新話『第68話 戻れない場所に来た男』更新しました!
水島は法律の勉強を図書館でした帰りの自転車をこぎながら急にパトカーが自分の周りに増えたことだけは理解していた。
ただし、水島には勝算があった。
例え警察に逮捕されても証拠主義でいまだに法術犯罪を裁いている犯罪署の判例は法術を明確にその場で行使しての犯罪と明確に分かる証拠がなければすべて検察が負けていた。
つまり、水島がこれから新たに法術犯罪を犯さない限り警察は自分を逮捕できても有罪には出来ない。
そんな警察の徒労を笑っていた水島だが、不意に感じた巨大な法術の引っ掛かりに驚いて自転車から転げ落ちそうになった。
それはありふれた月島屋と言う名の焼鳥屋で、そこに染み付いた強大な法術師の気配に水島は恐怖するとともにこれだけの力を持ちながら自分のような犯罪者にもならずに社会で暮らしていける存在に嫉妬していた。
そうして呆然としている水島に店の看板娘らしい女子中学生が声をかけてきた。
彼女からも同じ法術師の残滓が感じられる。
考えてみればあの巡洋艦のブリッジを一撃で潰した司法局実働部隊のあるこの街ならばそのパイロットのなじみの店があっても不思議ではない。
水島は少女の手を払いのけるとそのまま自転車で走りだした。
そして自分とはまるで違う道を行く強大な力の持主の巣に二度と近寄らないことを誓った。
感想お待ちしています!
水島は法律の勉強を図書館でした帰りの自転車をこぎながら急にパトカーが自分の周りに増えたことだけは理解していた。
ただし、水島には勝算があった。
例え警察に逮捕されても証拠主義でいまだに法術犯罪を裁いている犯罪署の判例は法術を明確にその場で行使しての犯罪と明確に分かる証拠がなければすべて検察が負けていた。
つまり、水島がこれから新たに法術犯罪を犯さない限り警察は自分を逮捕できても有罪には出来ない。
そんな警察の徒労を笑っていた水島だが、不意に感じた巨大な法術の引っ掛かりに驚いて自転車から転げ落ちそうになった。
それはありふれた月島屋と言う名の焼鳥屋で、そこに染み付いた強大な法術師の気配に水島は恐怖するとともにこれだけの力を持ちながら自分のような犯罪者にもならずに社会で暮らしていける存在に嫉妬していた。
そうして呆然としている水島に店の看板娘らしい女子中学生が声をかけてきた。
彼女からも同じ法術師の残滓が感じられる。
考えてみればあの巡洋艦のブリッジを一撃で潰した司法局実働部隊のあるこの街ならばそのパイロットのなじみの店があっても不思議ではない。
水島は少女の手を払いのけるとそのまま自転車で走りだした。
そして自分とはまるで違う道を行く強大な力の持主の巣に二度と近寄らないことを誓った。
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登録日 2026.09.06 19:33
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