橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と『戦時の青春』と『初デート』と更新しました!

最新話『第3話 帰ってくる伝説の捕手』更新しました!
続いてきた大野は西を冷やかすかなめの話を聞いていたらしく自分も童貞だから西に女はどういうものか教えてくれと駄目を押した。
西はひたすらそれは上官の趣味で自分が好きで言ったわけではなく、そんな形だときっと後悔すると言い訳をした。
それを見て大野はこれ以上気が利く西を追い詰めるわけにもいかず、話題を野球の話に戻した。
監督のかなめに『急造キャッチャー』扱いされている大野は最近かなめからレフトの守備練習ばかりさせられていた。
かなめと親しい誠に大野は自分の次のキャッチャーは誰だと聞くが誠は知らなかった。
そこで大野が思い出したのはランの前任の副隊長で今は本局勤務の巨漢でどう見てもやくざの明石のことだった。
西が言うには明石は甲武の最高学府鏡都大学史上最強の四番兼キャッチャーで入学して即マスクを被るとその年の春季と秋季のリーグの三冠王を取ったという。
ただ、そんな明石の人生を変えたのが20年前の戦争だった。
甲武は伝統的に精神主義の軍隊の国で神風が吹くと学徒兵の明石に人間魚雷のパイロットを命じた。
結局出撃の機械がなかった明石だが、死と隣り合わせの生活から実家の名刹にも帰らず行方をくらましいつの間にかヤクザに身をやつしていたという。
そんな最強のキャッチャにこれまで封印してきたフォークが投げられると誠は心が熱くなってきていた。

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登録日 2026.09.29 19:09

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