真紀

真紀

ずっと誰にも見られない安全基地で書いてました。40年守って来た物語を初めて外に出します。誰かに読んでもらうなんて不思議です。 愛が溢れすぎて表紙絵も自分で描いてみました。どうぞよろしくお願いします。

もうここ

もうここまで来たかぁ、という感じで、ちょっと息切れ気味の作者です、こんにちは!
四十数年書き溜めていたというのに、
背中を押されながら毎日UPしていくと、もうここなんですね…

長い物語の中で、作者自身が読み返している回数が群を抜いて多いのがこの、op.285からの数話です(原稿では一話なんだけど)。

鈴木の「高凌で―――ぴーちゃんがなにをされてきたのか、全部教えて。なにをしてきたかじゃなくて、なにを『されたのか』を聞きたいんだ」という言葉から始まる、ようやくきた光のターン。光の中ではずっと、
 自分が何をしたか
 自分が何を失敗したか
 自分が何を償わなければならないか
だったのを、鈴木が初めて、「おまえは何をされた?」にひっくり返す。

光が「自分のしてきたこと」ではなく「されたこと」に目を向けて、さらに誰かに伝えられるのは、後にも先にも多分このシーンくらいだと思います。
この回は、「虐待を告白する回」じゃなくて、光が自分の人生を初めて自分の言葉で組み直す回なんです。

私、光の「ここにくるまでに」という言葉が大好きで、
ここにくるまでに、本当に彼は頑張ったんだと、そうならないといけないがために
あの第4~6楽章がありました。
言葉で「光はとても傷ついていた」と書いてしまうのは簡単だけど、絶対そんな説明小説にはしたくなかったんです。

私は鈴木さん(誰)が大好きなので、彼が、うっかり光に触れたり、思わず大きな声で怒鳴ってしまったりと、いろいろやらかしながら手探りで頑張ってくれるのを描いているとどんどん話が長くなります。

……まさか初期には、鈴木はほとんどモブで、これらの役割は全部名月が担っていたなんて、作者しか知らない裏話です。

それにしても毎日更新、本当にしんどいです!
ちょっと、あれこれ書き直したいし、絵も描きたいしで、
週一くらいにしたいほど(笑)

こんなに、書き直すことになるなんて思いもしませんでした。
これをUPし終えたら、燃え尽きて死ぬんじゃないかと本気で思っているのですが、まだしばらくは私自身も楽しめそうです(^o^)

どうぞお付き合いください。
今後ともよろしくおねがいします。

                    2026.10.7 真紀
登録日 2026.10.07 11:39

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