橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と『戦時の青春』と『初デート』と更新しました!

最新話『第11話 当主の都合と花魁の粋』更新しました!
かえではいつもの『同性キラー』と呼ばれる男装の麗人の甘い瞳でそれにときめいておどおどしているひよこに声をかけた。
かえでが気にしているのは嵯峨と不死人となったお蔦の間に子がなせるかという話だった。
甲武は貴族制国家で現在はその制度を破壊しようとしているかえでやかなめの父西園寺義基が宰相を務めているが、それでも社会が早急に変わるとはかえでも見てはいなかった。
そして何よりかえでは戦闘指揮官として前線に立ち場合によっては戦死して甲武四大公家が絶えるかもしれないという。
それに対するひよこの回答は不死人の女性の生理周期はあまりに理解不能なものだというものだった。
茜の部下で遼帝国の全員が不死人という村出身のラーナの村では400年前に地球人が遼州に来てから生理があった女性は一名でその時の子供がラーナだという。
その言葉に噛みついたのがかなめだった。
かなめとかえでの母である西園寺康子は不死人だがかなめは28歳でかえでは25歳であるからおかしいとかなめがひよこを問い詰めるとひよこはそれについてはまだ研究データが無いと言い返した。
そんな回答を聞いても愛する嵯峨と共に暮らせるとお蔦は満足げに嵯峨を見るばかりだった。
ただ、ここでかなめとかえでがお蔦を妻に迎えるにあたりお蔦に嵯峨の一代公爵に似合う家格を与えようとした瞬間お蔦の顔色が変わった。
お蔦は花魁の頂点を極めた人間として男に頭を下げられて妻になるなら息を極めた女として認めるがそんな家の都合など知ったことかとかえでを叱り飛ばした。
それを見て結婚などまだ早いと誰から見ても責任回避の発言を続ける嵯峨。
当然、潔癖症でこれまで嵯峨を管理してきた自負がある茜は嵯峨は公安機動隊の隊長の安城を諦められないがもうこうなったら無駄だとあざ笑った。
お蔦は嵯峨に好きな人がいることにはあまりショックは受けずに嵯峨が好きになるような女性なら自分のような存在も受け入れてくれるとつぶやいた。
そのお蔦をにらみつける茜を見て二人の相性の悪さに誠は頭を抱えた。

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登録日 2026.10.07 19:20

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