若山ゆう

若山ゆう

本業のかたわら、趣味で学生時代から小説を書いています。感想・意見・指摘などいただければ、より良いものにできるようガンバリマス!

「作風」て難しい

私は、気に入った作家がいると、同じような感動や雰囲気を味わいたくて、その作家の別の作品を探します。たいていの人は、そうですよね。つまり、同じ作家には同じような作風を求めるというか。

でも、私自身は、ひとつの作品を書き終えると、次には違うものを書きたくなります。違うIDを使って作品を投稿しているのも、そういう意味合いがあるのですが。「この人が、まさかこんな話を書くなんて! イメージ壊れた!」と思われるのも悲しいですしw でもやっぱり、まったく同じ作風で、まったく違った物語を書く実力はまだ私にはなく(二番煎じになってしまう気がする)、苦しんだ挙句見つけてきたネタが、現代日本ファンタジーなのですが。

次の作品は、サラマ・アンギュースよりもライトな作風になりそうです。恋愛や色気の要素も少し増えそうです。そして、書き始めて気づいたのですが、現代日本が舞台だと、古典的ファンタジーのように「主人公に冒険させる」のが非常に難しい!w 現代なら現代ならではのしがらみがありますね……。主人公、学生のくせに学校には行かないのかよ? みたいな件とかw

なので、前の作品が気に入って次の作品を読んでくださる方がいるとしたら、がっかりさせないか心配です。まあそれでも、根底にある信条というか、「面白かった、だけでは終わらせたくない」「何か得るもの・カタルシスのある作品にしたい」という思いはありまして、その部分に共感していただけると嬉しいのですが。


私、読むほうはファンタジーよりもっぱら警察小説やミステリー、現代小説なのですが。大好きな作家さんに、今野敏さんがいます。警察小説で有名です。お勧めは安積班シリーズ。事件を使って織りなされる人間模様が好きです。より硬く、考えさせされる隠蔽捜査シリーズも最高です。この2作は、一応警察ものということで似ている部分もありますが、この方の「任侠」シリーズも面白い。これはかなりライトで、主人公はヤクザ。人情モノ・ギャグ風味のエンターテイメント作品です。同じ人が書いたとは思えないまったく違う作風なのに面白い! やっぱり今野敏、好き。

……と思ってもらえるような、そんな作品を書けたらいいな、なんて身の程知らずにも思っています。
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登録日 2018.06.23 12:34

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